インドラネット

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トランプ大統領が戦っているマスコミの節度

2017-09-02 11:55:22 | 日記

宮崎正弘氏のメルマにアンディチャン氏の

「米国の民主主義が衆愚政治になった」

というコラムが載っていたので紹介したい。
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 民主主義、デモクラシーとは「民衆政治」のことだと言うが、民衆が賢い選択をするとは限らない。むしろその逆である。今のアメリカはデモクラシー、言論の自由と民衆の多寡で政治が決まるようになった。

 メディアは事実を報道すべきなのに上層部サヨクの言論をニュースに交えて報道するからその影響を受て民衆が衆愚になってしまう。メディア主導の衆愚が政治を左右するよになった国は内部から崩壊する。最近のアメリカはこの傾向がどんどん明らかになった。以下に例をあげる。

(1)略
(2)ボストンで保守派のグループが言論の自由デモを行うと申請許可を得たのに対し、二倍以上の民衆が「言論の自由デモに反対するデモ」に参加して大混乱になった。反対デモは保守派のデモは白人至上主義者とKKKグループだと勝手に主張して反対したのであった。

(3)サンフランシスコでも同じような保守派のデモが予定されていたが、反対派がデモをすると言うのでデモを中止した。それでも反対派デモが起きて暴力沙汰になった。さすがにこの事件ではNYタイムスやLAタイムスが左翼の暴挙を批判する記事を発表した。
(4)、(5)略

 この幾つかの例を見れば「言論自由と民衆多数の暴力」がアメリカの現状であることがわかる。ヒラリーが選挙に負けたことで民主党がメディアを総動員してトランプ大統領に反対している。トランプは精神異常者だから罷免すべきだとCNN,CNBCが報道している。
 
   中略

●民主主義には節度が必要である

 人間の欲望は無限だから自由に制限をつけなければ社会は無節度な野蛮社会に逆行する。

 今のアメリカ社会は黒人優勢で自由を謳歌する彼らの無制限な言動にケジメをつけるものが居ない。メディアとは国民の意見を広く知らしめる利器であったが、メディアがトランプ反対の意見を宣伝する道具となったため無責任なデモンストレーションが頻繁に起きるようになった。

 メディアの最大の利器は「レッテル貼り」である。トランプは人種差別、偏見、独裁だとレッテルを貼れば大衆は自然と反トランプになる。民主党が国を二極化しているのだ。

 レッテル貼りはもともと共産国家のお家芸だった。だから今のアメリカ社会がいかに文明に逆行しているかがわかる。シナでは「資本主義者」、「反動」、「反民主」、「反共産」などのレッテルで独裁政権を維持しているのだ。

 アメリカではメディアがレッテル貼りを利用して反トランプ、反政府デモ、反警察などの群集デモが多発する社会となった。アメリカはメディアが主導して社会文明に逆行している。トランプはメディアに対抗するためフェイスブックを使うようになった。
今はメディアが有利だが、決着はまだついていない。
              (アンディチャン氏は在米コラムニスト)
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このほかに

「嗚呼、悲しいではないか」

というブログにも興味深い関連記事が紹介されていたので、下に転載する。

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『トランプが双方が悪いといった理由』

先週月曜日からまるまる1週間(シャーロッツビルの暴動が始まる直前まで)、クレイグリストと言うウェブサイトに掲載していた広告に疑いの目が注がれている。

その広告を掲載したのは、Crowds on Demand(ロサンゼルスにある広告会社で、革新的イベントを専門とし反対抗議活動における扇動者を派遣する会社)です。この会社は、時給25ドルでノースカロライナ州シャーロットのイベントに参加できる演技者(クライシスアクター)とカメラマンを募集していました(内容は以下の通り)。ただそれが平和的な抗議デモなのかどうかの説明はありませんでした。


シャーロットで演技者とカメラマンを募集:


Crowds on Demandは、ノースカロライナ州シャーロットで弊社のイベントに参加できる熱意のある演技者とカメラマンを募集中。 弊社のイベントとは抗議デモやデモ行進です。

弊社は多くのメディアが注目する中で大胆なPR活動を行える演技者やカメラマンを派遣する会社です。

採用する上で最も重視される点は熱意があるかどうかです。やる気のある人材を探しています。

賃金は時給25ドル+ガソリン代、駐車料金、交通費
詳細はこちらをご覧ください。 www.crowdsondemand.com

興味のある方は以下の情報を記載し返信してください。
•氏名
•演技者、カメラマン、イメージキャラクター、政治活動家、その他の経験の有無
•いつから働けるか。
•レジメ
•カメラマンの場合はカメラの種類を記載
•平和的な抗議活動にも参加できるかどうか。

Crownds on Demandという会社は、顧客の要望に応えてアメリカ各地で行われる抗議デモ、デモ行進、暴動に大群衆を派遣する業務を行っています。

また、この会社は抗議デモやデモ行進に関する情報をウェブサイトに詳しく記載しています。


この会社のCEOはシャーロッツビルの暴動には関与していないと言っていますが、なぜこのような求人広告を掲載したのか、なぜ昨日に限って求人広告が一時的に削除されたのかについての質問についての回答はありません。

(以上引用止め)
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なんだかひどい話ですね。

実際、事件について大統領がどのように発言したのか、

詳細は良くわからないですが、

8月16日付けの毎日新聞には


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トランプ米大統領は15日、南部バージニア州で発生した白人至上主義者らと反対派が衝突した事件に関し
「一方に悪い人間がいたが、もう片方には非常に暴力的な集団もいた。誰も口にしたくないことだが私は言う」と言及し、「双方に非がある」との見解を示した。
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と、「」で書いてあるから、

まあ、概ねこのように発言したのだろう。

だとしたら、まったくまともなことを言っているようにしか思えない。

なぜ、これが批判されねばならないのだろう。

逆に極右は叩かれるべきだが、極左は許される、

かのような発信をするマスコミや、

Crownds on Demandといった会社の活動こそ叩かれるべきではないだろうか。



上記の引用で、マイケルチャン氏が伝えるように

ことの真相は「許可を受けた保守派による言論の自由デモ」を

マスコミが「白人至上主義者とKKKグループ」と決め付け、

世界中がこれを信じたわけだ。

残念ながら、みごとに事件へのレッテル貼りは成功したようだ。

しかしながらマスコミのこのような不正な活動は、

いずれ国民や世界から胡散臭い目で見られるようになる。

マスコミによる不正義な活動は、結局ブーメランとなって自らに戻り、

社会から「マスゴミ」とのレッテルを貼られることになる。

こうなると「信用」というかけがえもなく貴重な財産を

マスコミは失うことになり、最早再起することはできないだろう。

今後、我々があるニュースをバイアスなしに理解しようと思うなら、

インターネットをフルに活用して、

常にいくつもの信用できるサイトを突合させることで、

情報の信憑性や背景を知るそんな癖を身につける必要がある。

あるいは、そういった情報解析を専門とする

「信頼、信用」を売りにするニュースサイトが

マスコミに代わって増えてくるかもしれない。

信頼できるサイトとは、

あらゆる国家、思想、拘り、利得から開放された発信を

ブレることなく徹底し続けられるサイトのことだ。

小額の寄付や会費で運営でき、

人間の一切の情から切り離されねばならないから、

こういったサイトは必然的に人工知能に管理をまかせざるを得ないだろう。



人間の弱点は、「私情」と「私欲」なのだ。

これが思考を歪ませ、

いずれコンピュータに勝てなくなる根本原因になるはずだ。



今、世界中のマスメディアは腐りかけている。

論語の格言に次のようなものがある。

「子曰く(しいわく)、政を為すに徳を以ってすれば、

 譬(たと)えば北辰のその所に居て、

 衆星のこれを共る(めぐる)が如し。」

あるいは

「子曰く、これを導くに政を以ってし、

 これを斉える(ととのえる)に刑を以ってすれば、

 民免れて恥なし。

 これを導くに徳を以ってし、

 これを斉えるに礼を以ってすれば、

 恥有りて且つ格し(ただし)。」

人の上に立つ者、人々を訓導する立場にある者は、

いかに「徳」を身に着けることが大事か。

ことの良し悪しを良く知り、

人が見ていないからと言って悪事を働いたり、

嘘をついたり、騙したりするようなことはしてはならないのです。

そうでなければ、

下々の者たちも法さえ犯さなければ何をしても良い、

といった乱れた考えが社会に充満することになります。



上が乱れると、下も乱れる。

あらゆる分野のリーダーとなる者たちは、このことを十分に心すべきです。

コメント
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