私、どうも風邪をひいているようです。体がだるくっていけない。
だからなのか、少し気が重たい話をします。貴乃花親方のことです。
俺は大横綱だ。今の八角理事長をはじめすべての役員、協会関係者は、私より格下のものばかりではないか。
この俺こそが日本相撲協会の代表であるべきだ。
それなのに巡業部長とは我慢ならん。
今回の事件をきっかけに八角理事長には引退してもらって、
私が「旧弊にまみれた相撲界を刷新する新理事長」に就任するチャンスだ。
押しも押されぬ戦後相撲界の第一人者「貴乃花」がついに頂点に立つのだ。
白鵬が何だ。何が大横綱だ。俺を越えただと?そんなことがあってたまるか。
あいつはモンゴル人ではないか。日本人の俺こそが日本一の大横綱にふさわしい。
なんだか、貴乃花の態度を見ていると、そんな叫びが聞こえてきそうです。
彼は、警察に被害届を出すなど自分から問題を大きくし、貴ノ岩を休場させ、日馬富士まで引退の際へ追い込んでしまった。
それなのに、なぜそこまでするのか誰にも説明しない。
また、今貴ノ岩がどんな状況にあるのかも話さない。
何が問題なのか、何を協会として改善してほしいのかもはっきりしない。
この問題をどのように解決したいのかといった協会へ提案、協議もまったく行わない。
こんなことだから警察だって、一体何をもとにどの法律を持って罰すればよいのかわからない。
協会と警察に別々に提出された診断書が2種類あって、しかも内容が違う。一見重症のような診断書を書いた医者は、実はそれほどの怪我ではないという。
しかも貴ノ岩は事件翌日に元気に練習している様子が動画で流れていた。
警察の本音としては、「おいおい、それじゃ練習や本番での怪我のほうがよほどひどいんじゃないの。」と思っているんじゃないかしら。
しかし被害届は出ているのだ。実際殴った事実もある以上、警察としては調査し、立件する方向で進めなければならない。
その上でどう判断するかは裁判所の裁量だ。警察じゃない。
この事件には救いがない。不毛な感じがする。大喜びしたのはマスコミだけだ。これで当分飯が食える。
貴乃花の誇大妄想的プライドがこの問題のまず第一の根底にあって、
加えて(これもまったくの憶測だが)誰か貴乃花をそそのかした者、
親族あるいは占い師のような人物が裏にいるような、そんな気配を感じるのは私だけだろうか。
もし、そうであるなら相撲協会、八角理事長、日馬富士、貴ノ岩、相撲ファンのすべてが彼(と彼をそそのかしたもの)に振り回され、マスコミの餌食となったことになる。
当然、近い将来には事実が判明し、この一件も幕引きとなるわけだが、そのときには理事長含め幾人かの当事者、関係者がその責任を取ることになるだろう。
以前、本場所の開催すら危ぶまれるほど大相撲が危機に陥ったことがある。わずか6,7年前のことだ。
このとき白鵬は一人横綱として、黙々と立派な相撲をとり相撲界を支え続けた。
これに応えるように多くの力士がよい相撲を心がけ、ついに現在の相撲人気復活を果たすことができた。
この努力を台無しにしかねない彼の罪は重い。
貴乃花が「俺が相撲界のトップに一番にふさわしいのだ」と思っているとすれば、
実は、彼こそが悪い意味での「相撲界の古い体質」そのものなのかもしれない。
だからなのか、少し気が重たい話をします。貴乃花親方のことです。
俺は大横綱だ。今の八角理事長をはじめすべての役員、協会関係者は、私より格下のものばかりではないか。
この俺こそが日本相撲協会の代表であるべきだ。
それなのに巡業部長とは我慢ならん。
今回の事件をきっかけに八角理事長には引退してもらって、
私が「旧弊にまみれた相撲界を刷新する新理事長」に就任するチャンスだ。
押しも押されぬ戦後相撲界の第一人者「貴乃花」がついに頂点に立つのだ。
白鵬が何だ。何が大横綱だ。俺を越えただと?そんなことがあってたまるか。
あいつはモンゴル人ではないか。日本人の俺こそが日本一の大横綱にふさわしい。
なんだか、貴乃花の態度を見ていると、そんな叫びが聞こえてきそうです。
彼は、警察に被害届を出すなど自分から問題を大きくし、貴ノ岩を休場させ、日馬富士まで引退の際へ追い込んでしまった。
それなのに、なぜそこまでするのか誰にも説明しない。
また、今貴ノ岩がどんな状況にあるのかも話さない。
何が問題なのか、何を協会として改善してほしいのかもはっきりしない。
この問題をどのように解決したいのかといった協会へ提案、協議もまったく行わない。
こんなことだから警察だって、一体何をもとにどの法律を持って罰すればよいのかわからない。
協会と警察に別々に提出された診断書が2種類あって、しかも内容が違う。一見重症のような診断書を書いた医者は、実はそれほどの怪我ではないという。
しかも貴ノ岩は事件翌日に元気に練習している様子が動画で流れていた。
警察の本音としては、「おいおい、それじゃ練習や本番での怪我のほうがよほどひどいんじゃないの。」と思っているんじゃないかしら。
しかし被害届は出ているのだ。実際殴った事実もある以上、警察としては調査し、立件する方向で進めなければならない。
その上でどう判断するかは裁判所の裁量だ。警察じゃない。
この事件には救いがない。不毛な感じがする。大喜びしたのはマスコミだけだ。これで当分飯が食える。
貴乃花の誇大妄想的プライドがこの問題のまず第一の根底にあって、
加えて(これもまったくの憶測だが)誰か貴乃花をそそのかした者、
親族あるいは占い師のような人物が裏にいるような、そんな気配を感じるのは私だけだろうか。
もし、そうであるなら相撲協会、八角理事長、日馬富士、貴ノ岩、相撲ファンのすべてが彼(と彼をそそのかしたもの)に振り回され、マスコミの餌食となったことになる。
当然、近い将来には事実が判明し、この一件も幕引きとなるわけだが、そのときには理事長含め幾人かの当事者、関係者がその責任を取ることになるだろう。
以前、本場所の開催すら危ぶまれるほど大相撲が危機に陥ったことがある。わずか6,7年前のことだ。
このとき白鵬は一人横綱として、黙々と立派な相撲をとり相撲界を支え続けた。
これに応えるように多くの力士がよい相撲を心がけ、ついに現在の相撲人気復活を果たすことができた。
この努力を台無しにしかねない彼の罪は重い。
貴乃花が「俺が相撲界のトップに一番にふさわしいのだ」と思っているとすれば、
実は、彼こそが悪い意味での「相撲界の古い体質」そのものなのかもしれない。