インドラネット

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嫌いなこと

2019-12-09 17:32:54 | 日記

ツィッターばかりやって、ブログの更新ができません。

なんだか人格まで変わってしまいそうです。

珍しくブログをアップしたと思ったら、メソメソしています。

こりゃ、今回は駄文だからなるべく読まないほうがいいかもしれません。

私の気持ちを整理するために私のために書いたものです。

不愉快な気持ちになるやもしれませんので、

もしうっかり読んでしまった方は、

無理を承知で「読まなかった」ことにしてくださいね。。

 

 

以前、

歳をとったせいか悩み事がありません、

と書きました。

確かに「悩み事」はほとんどないのですが、

どうも「嫌いなこと」があることがわかりました。

 

世の中では、近々「クリスマス」という行事があります。

毎年なぜか12月になると気分が暗くなるんですが、

どうもこのクリスマスが嫌いなようです。

理由があるに違いないと探してみるのですが、

子供の頃からの記憶をたどってみても

トラウマになるような経験はありません。

嫌々ながらもごく普通のクリスマスを毎年過ごしてきました。

 

では、何が嫌にさせるのかと考えてみましたが、

よくわかりません。

ただし、子供の頃からあまり好きではなかったような気がします。

もちろんサンタのプレゼントは好きでしたが。

 

いろいろわが身を振り返ってみますと、

どうやら、皆でお祝いをしたり、

儀式を行ったりするのが嫌いなようです。

クリスマスの後に続く「お正月」はもっと嫌いです。

このほか「卒業式」、「入学式」、「体育」や「体育祭」、

「お盆と盆踊り」、「町の祭り」、ありとあらゆる「式典」、

「講演会」、大人数の「飲み会」など。

でも不思議なことですが

「学芸会(文化祭)」と「遠足(修学旅行)」は嫌じゃないようです。

 

こうやって書き出して見ると、共通点があります。

「参加させられている」

ものばかりです。

ちなみに小人数の「飲み会」は大好きです。

「参加している」感があるからでしょうか。

 

もちろん、これらの行事が無くなればいい、

と思っているわけではありません。

好きな人は大いにやって結構なのです。

ただ参加は願い下げなんです。

 

ちなみにこれらの行事を「取材」するのも嫌いです。

そういう依頼があると私、大変不機嫌になります。

自分でも困ったものだと思いますが、

心の底から「拒否」してしまいます。

 

でも世の中、これらの行事は「拒否」を赦しません。

数日前から鬱々とした気持ちに襲われた挙句、

身体を引きずるようにして参加せざるを得ないわけです。

何とか自分なりに楽しい気持ちを作ろうと頑張るわけですが、

泣きそうになります。

飛び出していきたくなります。

 

今ふと、

小学生の頃、運動会で全体踊りがあって、

ウデをフリフリしながら、

「何で僕は腕をこのようにフリフリしているのだろう」

と考えていたことを思い出しました。

一々こんな感じです。

ですから一つも楽しくありません。

 

唐突ですが、

実は、西郷隆盛さんも似たところがあったようです。

人間が大好きなのに、

徳之島に流罪で滞在している期間、

どんなに普段親しくしている人からの誘いであっても、

祭りなど人が集まる席には参加しなかったそうです。

「楽しい祭りなのにどうしてあんなに嫌がるのだろう」

と島の人たちは不思議がったという記録があります。

 

幕末に奄美の民俗をたくさん書き残し、

島の人たちと大いに親交を深めた名越左源太という人も

祭に参加しようとはしなかったといいます。

他にも意外といるのかもしれません。

 

私だけではない、

というのは心強いのですが、

だからと言って行事を拒否することもできません。

ほんの少しでも顔を出して、

逃げ出すほかないわけです。

時には、完全に自己喪失状態を作って参加することもあります。

もともと自分がどこにあるのかわからないような男ですから、

周りの人は全く気が付かないようです。

 

面倒クサイ奴だな、と思う人は幸いな方です。

「世の中の不幸は、すべて自分の欲望やこだわりから生まれる」

ことは十分承知していますが、

この拒否反応だけはどうにもコントロールができません。

よく周囲の人から呆れた顔をされます。

それでも本当に何とかならないものだろうか、

と私は真剣なのです。

 

元来の物ぐさ者なので、それも原因の一つなのでしょう。

だからと言って、

世の中のかかわりから離れて隠遁生活するのも嫌です。

私、人と話しをしたりお付き合いをしたりするのは好きなので。

とてもじゃないがそんな生活はできません。

我が侭なんでしょうか。

淡白なところは自他共に認めるところではありますが。。

 

世の中には「行事好き」な人も多くて、

やたらと「行事」を作りたがります。

とても良いことをしたと思っているようです。

このため

世の中に「行事」が減ることも、無くなることもありません。

でも私は、この「行事」のことを考えると気が滅入ってしまうのです。

 

何はともあれ、嫌でも「行事」はやってきます。

当面、クリスマスと正月を「淡々と」乗り切ることにしましょう。

その後のことは、その後のこと。

始まる寸前まで忘れているしかなさそうです。

 

とりあえず

「強制された、主体性の持てない『行事』」

という意識が、私の中にあるのはわかりました。

 

そういえば私(またも唐突)、

仕事などで他人に「強制」したことがありません。

激しく「協議」はしますが、「強制」はしません。

これは、私が本能的に嫌いなことだったようです。

「強制」できないのは私の弱点だと思っていたのですが、

こりゃあ、直すのはとてもじゃないが無理ということでしょう。

それにしたって、世の中を生きる限りは「行事」があるわけで。

何か良い方法があったらいいのだけど。

 

 

本日は、愚痴ってばかりのお恥ずかしい話で失礼しました。

 

「何言ってんの。俺だってそうだよ。」

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2 コメント

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はじめまして (猫の誠)
2019-12-11 23:07:38
運動会などの行事嫌いが似ていて、笑えました。小生、今でこそジョギングが欠かせない趣味なのですが、子供の頃は苦手でした。母は走るのが得意だったので、運動会でビリになって帰ると「あたしゃ、かけっこで二番になったことないよ」と怒られるのです。ぐさりときました。
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あらま (インドラネット)
2019-12-14 23:36:20
猫の誠さん、コメントありがとうございます。
猫の誠さんも行事嫌いなんですね。意味もなくうれしいです。「いいね」押してくれる方が意外にいるので、私、世の中の少数派と言うわけでもないのかな。
実は私も運動会では常にブービーでした。父は学校で一番足が速かったそうで、毎回呆れられたものです。その他も含めてなぜか劣性遺伝してしまったようで、残念です。
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