アトヘリヒトホシアツバ♂20210913

アトヘリヒトホシアツバ。
触角の根元が厚く毛束で覆われているので、♂ですね。

①黒褐色斑
②外横線：黒色の点列、円弧状
③腎状紋：淡色
④外縁：黒色点列
⑤触角：♂は根元の背面が厚く毛束で被われる

分類：
チョウ目ヤガ科ムラサキアツバ亜科
翅を広げた長さ：
約２１ｍｍ
前翅の長さ：
１０ｍｍ
分布：
本州、四国、九州
平地～山地
成虫の見られる時期：
５～８月（年２化）
※「虫ナビ」などでは４～１０月としている
幼虫で冬越し？
エサ：
成虫・・・不明
幼虫・・・クズ、フジ
その他：
前翅は暗い灰黄色で、会合部後方に黒褐色斑を表わす。
外横線は黒い点列で、円弧を描き、後縁付近で黒褐色斑となる。
腎状紋は淡色。
外縁に黒い点列がある。
♂の触角は先端部約1/3を除き、内側に単列の櫛歯を生じ、その長さは先端に向かって漸減し、かつその部分では触角の軸の背面は厚く毛束で被われる。
♀では微毛状。
広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園、寺社林などで見られる。
夜行性で、灯火に飛来することも多い。
普通種だが、個体数はそれほど多くない。
幼生期は不詳。
参考：
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
渓舟の昆虫図鑑
北茨城周辺の生き物
YAMKEN明石の蛾達
東京昆虫館