トノサマバッタ。
日本産のバッタ中、最大種。
胸の上は直線的。
前翅の黒斑は細かい。
後翅に黒色帯はない。
褐色型。
クルマバッタ。
胸の上は、アーチ状に盛り上がる。
前翅の黒斑はトノサマバッタより大きい。
後翅に輪状の黒色帯があり、基部は鮮やかな黄色紋。
褐色型はまれ。
クルマバッタモドキ褐色型。
胸に「X」字状の模様がある。
胸の上は直線的。
緑色型。
褐色型に比べてまれ。
トノサマバッタのデータ
分類:バッタ目バッタ科トノサマバッタ亜科
翅の端までの長さ:オス35~40mm、メス45~65mm
分布:全国
平地~丘陵
成虫の見られる時期:6~11月初旬(年2化)
卵で冬越し
エサ:イネ科・カヤツリグサ科の葉を好んで食べるが、木本を含めて多くの植物を食べる。
その他:日本のバッタ類中、最大。
体色は緑色~褐色で変化に富む。
前翅は褐色で細かく複雑な黒斑が散在する。
(クルマバッタでは大きい。)
後翅に黒色帯がなく、胸背面中央が少し凹む。
(クルマバッタ・クルマバッタモドキは黒色帯がある。
クルマバッタの胸背面はアーチ状に盛り上がる。)
♂♀ともに翅と肢を擦り合わせて音を出す。
グラウンド、造成地、空き地、海岸など、広くて明るい草原を好む。
飛翔力が強く、晴れた日中に良く跳ぶ。
翅の長い「長翅型」が出現することがある。
個体群密度が高くなると、翅の長い褐色の個体(群生相)が出現する。
これが集団で移動し農作物に被害を及ぼす「飛蝗」という現象を起こすことがあるが、国内では稀。
♂は棒切れを投げると、メスと間違えて飛びつくため、釣ることができる。
クルマバッタのデータ
分類:バッタ目バッタ科トノサマバッタ亜科
翅の端までの長さ:オス35~45mm、メス55~65mm
分布:本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:7~10月(年1化)
卵で冬越し
エサ:イネ科を中心として、様々な草本の葉を食べる
その他:前胸背はアーチ状に盛り上がり、後縁部は鋭く突出する。
(トノサマバッタ・クルマバッタモドキでは、前胸背が直線的。)
前翅の黒斑は、トノサマバッタよりも大きい。
シバの生えた広い草地に生息するが、時にグラウンドや駐車場周辺など人工的な環境にも棲む。
後翅に輪状の黒色帯がある。
基部は鮮やかな鮮やかな黄色紋。
(クルマバッタモドキでは淡い黄褐色。)
翅を広げて飛んだ時に、車状に見えることが和名の由来。
首都圏では減少した。
クルマバッタモドキのデータ
分類:バッタ目バッタ科トノサマバッタ亜科
体長:オス32~45mm、メス55~65mm(翅端まで)
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:7~11月(年1化)
卵で冬越し
エサ:イネ科の植物の葉
その他:クルマバッタに似るが、前胸背は直線的。
(クルマバッタはアーチ状。)
前胸背面の白く細い線が、よりハッキリ「X」状に見える。
体色は普通褐色だが、まれに緑色型が出る。
後翅にリング状の黒色帯があり、基部は淡い黄褐色。
(クルマバッタでは鮮やかな黄色紋。)
耕作地周辺、裸地に近い低草地に普通。
本来は海岸性の種と考えられている。
茨城県では海浜性のヤマトマダラバッタの生息地と一部重なる。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
検索入門セミ・バッタ(保育社)
かたつむりの自然観撮記
日本産のバッタ中、最大種。
胸の上は直線的。
前翅の黒斑は細かい。
後翅に黒色帯はない。
褐色型。
クルマバッタ。
胸の上は、アーチ状に盛り上がる。
前翅の黒斑はトノサマバッタより大きい。
後翅に輪状の黒色帯があり、基部は鮮やかな黄色紋。
褐色型はまれ。
クルマバッタモドキ褐色型。
胸に「X」字状の模様がある。
胸の上は直線的。
緑色型。
褐色型に比べてまれ。
トノサマバッタのデータ
分類:バッタ目バッタ科トノサマバッタ亜科
翅の端までの長さ:オス35~40mm、メス45~65mm
分布:全国
平地~丘陵
成虫の見られる時期:6~11月初旬(年2化)
卵で冬越し
エサ:イネ科・カヤツリグサ科の葉を好んで食べるが、木本を含めて多くの植物を食べる。
その他:日本のバッタ類中、最大。
体色は緑色~褐色で変化に富む。
前翅は褐色で細かく複雑な黒斑が散在する。
(クルマバッタでは大きい。)
後翅に黒色帯がなく、胸背面中央が少し凹む。
(クルマバッタ・クルマバッタモドキは黒色帯がある。
クルマバッタの胸背面はアーチ状に盛り上がる。)
♂♀ともに翅と肢を擦り合わせて音を出す。
グラウンド、造成地、空き地、海岸など、広くて明るい草原を好む。
飛翔力が強く、晴れた日中に良く跳ぶ。
翅の長い「長翅型」が出現することがある。
個体群密度が高くなると、翅の長い褐色の個体(群生相)が出現する。
これが集団で移動し農作物に被害を及ぼす「飛蝗」という現象を起こすことがあるが、国内では稀。
♂は棒切れを投げると、メスと間違えて飛びつくため、釣ることができる。
クルマバッタのデータ
分類:バッタ目バッタ科トノサマバッタ亜科
翅の端までの長さ:オス35~45mm、メス55~65mm
分布:本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:7~10月(年1化)
卵で冬越し
エサ:イネ科を中心として、様々な草本の葉を食べる
その他:前胸背はアーチ状に盛り上がり、後縁部は鋭く突出する。
(トノサマバッタ・クルマバッタモドキでは、前胸背が直線的。)
前翅の黒斑は、トノサマバッタよりも大きい。
シバの生えた広い草地に生息するが、時にグラウンドや駐車場周辺など人工的な環境にも棲む。
後翅に輪状の黒色帯がある。
基部は鮮やかな鮮やかな黄色紋。
(クルマバッタモドキでは淡い黄褐色。)
翅を広げて飛んだ時に、車状に見えることが和名の由来。
首都圏では減少した。
クルマバッタモドキのデータ
分類:バッタ目バッタ科トノサマバッタ亜科
体長:オス32~45mm、メス55~65mm(翅端まで)
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:7~11月(年1化)
卵で冬越し
エサ:イネ科の植物の葉
その他:クルマバッタに似るが、前胸背は直線的。
(クルマバッタはアーチ状。)
前胸背面の白く細い線が、よりハッキリ「X」状に見える。
体色は普通褐色だが、まれに緑色型が出る。
後翅にリング状の黒色帯があり、基部は淡い黄褐色。
(クルマバッタでは鮮やかな黄色紋。)
耕作地周辺、裸地に近い低草地に普通。
本来は海岸性の種と考えられている。
茨城県では海浜性のヤマトマダラバッタの生息地と一部重なる。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
検索入門セミ・バッタ(保育社)
かたつむりの自然観撮記
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