KONASUKEの部屋

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シラナミクロアツバ20210616

2021年07月09日 | チョウ目
シラナミクロアツバ。
フジロアツバに似ていますが、外縁沿い翅頂近くの白紋が二つに分かれていて、亜外縁線の前縁部と合わせて、白紋が三つ連なっているように見えます。

①内横線
②外横線
③亜外縁線
※①~③は、前翅前縁で太い
④白紋
⑤翅頂部の白紋は二つに分かれる
※フジロアツバでは一つ

分類:チョウ目ヤガ科クルマアツバ亜科
翅を広げた長さ:25~32mm
前翅の長さ:15~17mm
分布:本州(宮城県・秋田県以南)、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:4~10月(暖地・多化性、本州4~6月・7~9月・年2化、寒地6~9月・年1化)
          幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・クヌギ、コナラ、ヤナギ類などの樹液、果実の汁など
   幼虫・・・広葉樹の枯葉
その他:褐色で、波打った横線、翅中央付近と外縁沿いの翅頂近くに白紋がある。
翅頂近くの白紋は二つに分かれる。
フジロアツバでは一つ。)
第1化は第2化より大型で、色調が淡い。
♂の触角は繊毛状で、各節の外側に一本の長い刺毛を有する。
基部1/3~中央は節が太くなり屈曲し、背面に毛束を具える。
♀は糸状。
広葉樹を中心とする樹林で見られる。
夜行性で、日没直後から活発に飛翔する。
灯火に飛来することも多い。
普通種で個体数も多い。
幼虫は枝の途中に引っかかったような枯葉で見つかることが多いという。
飼育下では生葉も食べる。
参考:Digital Moths of Japan
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   かたつむりの自然観撮記
   虫ナビ
   昆虫写真図鑑
   渓舟の昆虫図鑑
   あおもり昆虫記
   北茨城周辺の生き物

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