KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

蔵出し・ハラビロカマキリ幼虫(8/1)

2015年09月02日 | カマキリ目
ハラビロカマキリの幼虫。
ゴキブリ上目カマキリ目カマキリ科。
8月1日撮影。
撮影していたら・・・

突然のブラック・アウト!
そして威嚇のファイティングポーズ!
何と、ハラビロカマキリの幼虫が、カメラのレンズに跳びかかったのでした。
前の写真、よく見ると、胸から腹にかけてのシルエットで、脚の細いラインも見えます。

この子には、「蟷螂之斧(とうろうのおの)」(※)なんて言葉は、
「何だソレ? 知らないな?」
ってことなのでしょう。

※(「斧」はカマキリの前脚を指す。
小さなカマキリが前脚をふりあげて大きな車に向かってゆくという、
「荘子」などに見える話から)
自分の微弱な力量をかえりみずに強敵に反抗すること。
はかない抵抗のたとえ。
「蟷螂が斧」
「蟷螂が斧を以て隆車に向かう」とも。
(「広辞苑」より抜粋)

まぁ、カマキリにしてみれば、動く物に反応するという、ハンターとしての本能なんでしょうけどね。
田んぼの端を自転車で走ってると、カマキリが自らスポークに飛び込んで来て、ギロチンになっちゃうことが、よくあるしねぇ。

まぁ、あんまり無謀なのはどうかと思うけど・・・。

以前、埼玉県の某市の市長さんが、国に何か要求してくれと議会で求められると、「蟷螂の斧だからやんない」旨の発言を繰り返していました。
微力だからやんない、なのか、微力ながら立ち向かうのか。
両者にはマイナスとプラス程の大きな差があるのではないでしょうか?
「どうせ変わらない」って言ってるうちは、ホントに何も変わらない。
為政者にとって、これほど都合の良いことはないでしょう。
今、国会前に集い、戦争法案にNOの声を突きつける若者たちにとっては、「蟷螂之斧」なんて言葉は、無用なんでしょうね。
微力は無力ではありません。
集まれば、為政者の首を切ることも出来るかもよ?
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