シオヤアブ♂20190806

シオヤアブの♂。
腹の先に白い毛束があります。

見た目はヒゲモジャで、グラサンかけたような複眼で。
寺尾聰か、ロベルト（キャプテン翼）か（笑）

他の昆虫を捕まえて体液を吸う、優秀なハンター。

分類：ハエ目ムシヒキアブ科
体長：２４～３０ｍｍ
分布：全国
　　　平地～山地
成虫の見られる時期：６月中旬～９月中旬（年１化）
　　　　　　　　　　幼虫で冬越し
エサ：成虫・・・甲虫類、ハチ類、オニヤンマなどの体液
　　　幼虫・・・土壌性の小動物（小昆虫、ミミズ、ワラジムシ、ダンゴムシなど）から吸汁する
その他：体色は黒褐色で全身に黄色い毛がある。
　　　　腹部は黒色と黄褐色の縞模様に見える。
　　　　脚は黒色で、脛節が黄褐色。
　　　　♂の腹端には白い毛束があり、♀にはない。
　　　　昼行性で、草原や林の日当たりの良い場所で良く見られる。
　　　　飛翔中の昆虫を捕え、時に自分より大きなオニヤンマやスズメバチ類も捕える。
　　　　甲虫類やハチ類を好む。
　　　　アオメアブに似るが、生きている時の眼は茶褐色。
　　　　（アオメアブは緑色。）
　　　　全体的に色彩は暗い。
　　　　（アオメアブは黄褐色で明るい。）
参考：茨城の昆虫生態図鑑（メイツ出版）
　　　ポケット図鑑日本の昆虫1400②（文一総合出版）
　　　かたつむりの自然観撮記