KONASUKEの部屋

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モンムラサキクチバ春型♂20210331

2021年09月08日 | チョウ目
モンムラサキクチバ。
翅に木目模様のあるのは第1化の特徴。
ちょっと針葉樹の樹皮っぽい感じ。
良く似た種にモンシロムラサキクチバがいます。

ヤガ科にも関わらず、メイガ上科のように、触角を翅の上に背負って止まります。
尤も、こんなに大きなメイガ上科はいませんケド(笑)

横から。
下唇鬚はそれなりに長いですが、アツバなどとは違うようです。
前翅後角付近に紫がかった白色の影があるので、♂でしょう。

①前翅後縁:茶褐色部
②「I」字状の白色短条:不明瞭
③木目模様:第1化の特徴
④紫白色影:♂の特徴

別名:
モンキムラサキクチバ、モンクロシロクチバ
分類:
チョウ目ヤガ科シタバガ亜科
翅を広げた長さ:
40~58mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
丘陵~山地
成虫の見られる時期:
4~6月、7~9月(年2化)
蛹で冬越し
エサ:
成虫・・・果実など
幼虫・・・フジ、ネムノキ
その他:
前翅後縁の「I」字状の白色短条は目立たない。
(近縁種のモンシロムラサキクチバでは鮮明。)
前翅の後縁に沿って茶褐色の部分がある。
第1化は、♂♀ともに翅脈と平行する黄白色の条線が強く、針葉樹の樹皮のような模様。
第2化は木目模様がなく、♂♀で色調が異なる。
♂は褐色を帯び、後縁角付近に紫白色の影がある。
(モンシロムラサキクチバでは微弱。)
♀はやや暗い黒灰色を帯びる。
灯火にも飛来する。
終齢幼虫の体長は約50mm。
参考:
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
虫ナビ
渓舟の昆虫図鑑
北茨城周辺の生き物
YAMKEN明石の蛾達
廿日市市の自然観察(昆虫)
あおもり昆虫記
富山県産蛾類博物館
PHOTOHITO
フォト蔵


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