フタスジアツバ。
ごくわずかに触角が見えていて、櫛歯状なので♂ですね。
幼虫がコバノイシカグマというシダ植物しか食べないとのこと。
極端な狭食なので、個体数も多くはないのでしょう。
ネット上の情報も少ないです。
シロスジアツバに似ていますが、本種は内外横線がほぼ直線です。
同じ時期、同じ場所で見られました。
そのせいもあるのか、ネット上では、シロスジアツバをフタスジアツバとして掲載しているサイトもチラホラ。
参考までに、良く似たシロスジアツバ。
前翅内横線は前縁付近で内側に曲がり、外横線は波打っています。
①前翅内横線
②前翅外横線
※①②は直線的で平行
③輪紋
④後翅横線:不明瞭
⑤前翅亜外縁線:不明瞭、前縁で太い
⑥外縁縁毛:白黒まだら
⑦下唇鬚:長く鎌状に上反する
⑧触角:♂は両櫛歯状
⑨前脚脛節:太い
分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科クルマアツバ亜科
翅を広げた長さ:
21~28mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
6~8月(年1~2化)
蛹で冬越し
エサ:
成虫・・・花の蜜など
幼虫・・・コバノイシカグマ(シダの一種)の生葉
その他:
地色は黒褐色で、鱗粉は粗く付き、翅の前面に光沢はない。
前翅に淡黄色の内・外横線があり、直線的で平行。
(シロスジアツバでは内横線は前縁付近で内側に曲がる、外横線は波打つ。)
外横線に輪紋がある。
(シロスジアツバにはない。)
後翅の横線は不明瞭。
(シロスジアツバは後翅にも横線が明瞭に連続する。)
亜外縁線は不明瞭だが、前縁近くで濃い。
外縁の縁毛は白黒まだら。
下唇鬚は長く鎌状に上反する。
♂の触角は両櫛歯状で、枝は非常に長く、多くの繊毛をそなえ、その途中から1本の長い刺毛を出す。
♀は微毛状。
灯火に飛来する。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
虫ナビ
こんちゅう探偵団
東京昆虫館
渓舟の昆虫図鑑
北茨城周辺の生き物
ごくわずかに触角が見えていて、櫛歯状なので♂ですね。
幼虫がコバノイシカグマというシダ植物しか食べないとのこと。
極端な狭食なので、個体数も多くはないのでしょう。
ネット上の情報も少ないです。
シロスジアツバに似ていますが、本種は内外横線がほぼ直線です。
同じ時期、同じ場所で見られました。
そのせいもあるのか、ネット上では、シロスジアツバをフタスジアツバとして掲載しているサイトもチラホラ。
参考までに、良く似たシロスジアツバ。
前翅内横線は前縁付近で内側に曲がり、外横線は波打っています。
①前翅内横線
②前翅外横線
※①②は直線的で平行
③輪紋
④後翅横線:不明瞭
⑤前翅亜外縁線:不明瞭、前縁で太い
⑥外縁縁毛:白黒まだら
⑦下唇鬚:長く鎌状に上反する
⑧触角:♂は両櫛歯状
⑨前脚脛節:太い
分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科クルマアツバ亜科
翅を広げた長さ:
21~28mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
6~8月(年1~2化)
蛹で冬越し
エサ:
成虫・・・花の蜜など
幼虫・・・コバノイシカグマ(シダの一種)の生葉
その他:
地色は黒褐色で、鱗粉は粗く付き、翅の前面に光沢はない。
前翅に淡黄色の内・外横線があり、直線的で平行。
(シロスジアツバでは内横線は前縁付近で内側に曲がる、外横線は波打つ。)
外横線に輪紋がある。
(シロスジアツバにはない。)
後翅の横線は不明瞭。
(シロスジアツバは後翅にも横線が明瞭に連続する。)
亜外縁線は不明瞭だが、前縁近くで濃い。
外縁の縁毛は白黒まだら。
下唇鬚は長く鎌状に上反する。
♂の触角は両櫛歯状で、枝は非常に長く、多くの繊毛をそなえ、その途中から1本の長い刺毛を出す。
♀は微毛状。
灯火に飛来する。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
虫ナビ
こんちゅう探偵団
東京昆虫館
渓舟の昆虫図鑑
北茨城周辺の生き物
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