KONASUKEの部屋

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クマスズムシ長翅型♀20190907

2019年09月07日 | バッタ目
クマスズムシの長翅型のメス。
スズムシと比べると、ちょっとズングリした印象ですね。
触角の中央付近に白い帯がある。
脛節は黄色い。
一般的にコオロギの仲間に言えることだが、メスは鳴かないので、翅の模様は単純。

ネット上で画像検索をかけると、メスは翅が腹端に届かないものがほとんどです。
この個体では、産卵管が隠れるほど翅が長いので、長翅型、でしょう。

これも今年、撮影したいと思っていた虫の一つ。
職場の近所にいることは確認済みだったんですけど、撮り逃したので。
今朝、夜勤を終えて、下履きに履き替えようとしたら、KONASUKEの下駄箱の下にいました。
また、虫に呼ばれた?(笑)

分類:バッタ目コオロギ亜目コオロギ上科コオロギ科コオロギ亜科
体長:9~13mm
分布:本州、四国、九州
   平地~丘陵
成虫の見られる時期:8月~10月(年1化)
          卵で冬越し
エサ:小動物の死骸、草木の葉
その他:体色は黒く、脛は黄色い。
    触角の中ほどに白い帯がある。
    スズムシよりもやや小さく、体型はズングリとしている。
    夜行性。
    鳴き声は「リューリュー」「ニュインニュイン」あるいは「ウィィーーン」「キーーーーン」などと聞こえ、小さく目立たない。
    林縁の草むら、畑、道路周辺の草地、人家の庭などに棲む。
    湿度の高いところを好む。
    ある程度太さのある枯れた草木の茎に産卵する。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
   図鑑日本の鳴く虫(エムピージェー)


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