KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
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キモンコヤガ220520

2022年10月31日 | チョウ目
キモンコヤガ。
灯火に飛来しました。

触角を、翅に沿わせて・・・いるのか?

しかも腹端が上がって・・・これはシマメイガ?
とか一瞬、思ってしまった(笑)

まぁ、環状紋と腎状紋があるから、ヤガ上科だろうな、と。
探したら、スジコヤガ亜科でしたね。

白い輪っかが二つ並ぶのがチャームポイント。
前縁寄りの方が通常の環状紋(水色矢印)で、後縁寄りの方は楔状紋(赤矢印)だそうな。

ところでこの夜に飛来した2個体(?)は、ネット上にある画像と見比べると、黒色部の発達が弱いです。
通常、水色点線内が黒色になることが多いようです。
個体によっては、緑色点線内、赤色点線内にも黒色部が発達するようです。
この個体は、それら全てが弱いですね。
それほど翅が擦れているとも思えないんだけど?
地域的なものなのか?
来年、様子を見てみたいと思います。

分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科スジコヤガ亜科
翅を広げた長さ:
18~23mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
5~8月
越冬形態?
エサ:
成虫・・・花の蜜
幼虫・・・不明
その他:
前翅はオリーブ色を帯びるが、時に橙色を帯びるものもある。
翅底から中脈に沿い、淡色条が貫く。
環状紋・楔状紋で、二つの白い輪があるのが特徴。
腎状紋も白色で縁取られる。
内横線と外横線に囲まれた後縁に、黒色部が発達することが多い。
前翅外縁は、中央付近が黒い。
後翅は暗灰色。
北海道・青森に分布するオオキモンコヤガは、近年まで本種と混同されていて本種に酷似するが、やや大きく色は本種より明るい。
本種は外横線の外側が黄土色。
(オオキモンコヤガは明るい白色。)
腹端を高く上げて止まる。
灯火に飛来する。
幼生期は不詳。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
虫ナビ
K’S LIFE LIST
富山県産蛾類博物館
こんちゅう探偵団
身近な生き物の記録
東京昆虫館
あおもり昆虫記
北茨城周辺の生き物


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