KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

ミヤマクワガタ♂20200626

2020年07月01日 | コウチュウ目
ミヤマクワガタの♂。
小学生時代には憧れでしたねぇ。
山の中に行かないと見られなかったので。

体長は6㎝未満ですかね?
小型~中型ってとこか?

♂の大アゴの形は3つの型に分けられるそうです。
フジ型:第1内歯の長さ>第3内歯の長さ、先端の開き=小
基本型:   〃   ≒   〃   、  〃  =中
エゾ型:   〃   <   〃   、  〃  =大

この個体は、第1内歯>第3内歯なんですが、先端の開きは中~大という感じで。
フジ型~基本型ってとこでしょうか?
自然はそうそう型通りにはいかないんでしょうね。

分類:コウチュウ目クワガタムシ科クワガタムシ亜科
体長:♂39~79mm、♀25~45mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   丘陵~山地
成虫の見られる時期:5~10月(茨城県6月~9月初旬)
          幼虫(非休眠)、成虫(休眠)
エサ:成虫・・・クヌギ、コナラ、ミズナラ、アカガシ、アラカシ、シラカシ、ヤナギなど広葉樹の樹液
   幼虫・・・クヌギ・コナラ、ミズナラなどの朽木の根や地中の倒木
その他:日本特産種。
    ♂♀ともに赤褐色~黒褐色で、♂は背面と腹面に、♀は腹面に金色の微毛を持つが、前翅の微毛は後に脱落する。
    腿節の腹面には橙色紋がある。
    ♂は頭部後縁に耳状突起を持つ。
    ♂の大アゴの形は変異が大きく、大きさによる型(大歯、中歯、小歯)だけでなく、同じ大きさでも以下の3型に分けられる。
    フジ型:第1内歯の長さ>第3内歯の長さ、先端の開き=小
    基本型:   〃   ≒   〃   、  〃  =中
    エゾ型:   〃   <   〃   、  〃  =大

    雑木林やブナ林で見られ、平野でも山麓付近の里山には生息する。
    7月に個体数が増し、昼夜活動する。
    暑さに弱い。
    灯火に来るが、♀が多い。
    野外で活動した成虫は越冬しない。
    幼虫期間は2年とされる。
    初夏に朽木内から脱出し、土中に蛹室を作って蛹化、羽化し、翌年の初夏に野外に出る。
    孵化から4年目の夏に活動を開始する。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
   かたつむりの自然観撮記
   虫ナビ

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ナカジロナミシャク20200429 | トップ | カブトムシ♀飛来・大型甲虫の... »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kazuyoo60)
2020-07-01 07:33:29
ミヤマクワガタ、母の里で捕まえた記憶があります。庭に燃料用の割木があって、その中にカブトムシの幼虫が居たのも覚えています。クワガタの雌に噛まれて痛かった記憶もです。(笑い)
返信する
Unknown (iguana79)
2020-07-01 09:46:08
子供の頃のほんとあこがれでした、夏は毎日虫取りだったです…!
ミヤマクワガタは数年会えてない…いいないいな羨ましいです。私もこの夏会えますように…!
返信する
kazuyoo60さんへ (KONASUKE)
2020-07-01 16:51:25
コメントありがとうございます。
昔は、自然との境界線が、かなり身近にありましたよね。
そうそう、クワガタって、♀の方が噛まれた時、痛い気がします(笑)
返信する
iguana79さんへ (KONASUKE)
2020-07-01 16:53:19
コメントありがとうございます。
ホントに遇えてラッキーでした!
KONASUKEも、夏休みは、ほぼそんな感じでしたね(笑)
返信する
Unknown (hudo-mau)
2020-07-01 18:43:33
はじめまして。畑でチャドクガの成虫を知らずにはらってしまったところ、ひどい皮膚炎になりいろいろ調べていたところ、こちらのブログを拝見させていただきました。フォローさせていただきました🙏よろしくお願いいたします🙇
返信する
hudo-mauさんへ (KONASUKE)
2020-07-02 04:34:55
コメント&フォローありがとうございます。
お役に立てて何よりです。
今後ともよろしくお願いいたします。
返信する

コメントを投稿

コウチュウ目」カテゴリの最新記事