オオスズメバチの女王蜂。
世界最大のスズメバチです。
樹液にやって来ました。
この時期、越冬した女王蜂(越冬するのは女王のみ)は、一人で巣作りをし、子育てをします。
この時期に巣を排除すれば、安全に子育てが出来ない場所と判断して、他に移って行きます。
写りがイマイチなのは、KONASUKEがディスタンスをとっているからです(笑)
次に刺されたら、KONASUKE、確実に死にますので。
①小4ですでに刺され、その際にリンパ腺がパンパンに腫れており、確実に抗体が出来ていること
②過去に母が刺され、アレルギーを起こしており、遺伝的にも抗体が出来やすいと思われること
①②から、スズメバチの毒に対する抗体が出来ていることは確実であり、次に刺された場合、アナフェラキシー・ショックを起こすことは、ほぼ間違いない!
※普通の毒は、抗体によって無害化されますが、スズメバチの毒の場合、より強力な毒が作りだされます。
「胸部下部に赤褐色の紋」とは、円内でしょうか?
頭楯の形は、下の突出部が二つ。
類似種のコガタスズメバチでは、突出部は三つ。
腹は黄色と暗褐色の縞模様。
コガタスズメバチでは、↔辺りが幅広い暗色帯となる。
腰のくびれがハッキリ見えますね。
分類:ハチ目 細腰亜目スズメバチ科スズメバチ亜科スズメバチ属
体長:女王バチ37~45mm
♂30~39mm
働きバチ27~38mm
※主に標本に基づく体長だと思われ、生体はもっと大きい可能性があります
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:4月~11月(年1化)
成虫で冬越し(女王バチのみ)
エサ:成虫・・・花の蜜、樹液、(主に秋)果実、幼虫の唾液(タンパク質を含む)
※胸と腹の間が細くくびれているため、固形のタンパク質を摂取出来ない。
幼虫・・・肉団子
その他:世界最大のスズメバチ。
胸部下部に赤褐色の紋がある。
コガタスズメバチに似るが、
①腹は黄色と褐色の縞模様
(コガタスズメバチでは腹の付け根に赤褐色の帯があり、近くに暗色の幅広い帯がある。)
②頭楯の下方の突出部は二つ。
(コガタスズメバチでは三つ。)
ヒメスズメバチとの識別ポイントは、腹端が黄色であること。
(ヒメスズメバチでは黒色。)
♂は毒針を持たない。
触角は♂の方が長く、黒褐色、♀は暗褐色。
一般に良く発達した樹林で見られ、市街地で見られることはまれ。
普通種だが、減少傾向。
巣は巨大(育房数500~6500)で、樹洞や土中に、朽木などのパルプで作る。
(人間の目線より低い場所で巣を作る。)
真社会性を持ち、一つのコロニーは、一頭の女王と多数の働きバチ、秋季に出現する♂からなる。
昼行性。
非常に攻撃的で、強力な毒針を持つ。
特に、巣の発達期に当たり、エサが減少する秋は攻撃的になり、巣の近くを通っただけで刺しに来る場合があり危険。
刺された場合、激痛が走り、命に関わることもある。
攻撃前に、低い羽音をさせる、大あごをカチカチと鳴らす、などの威嚇行動を行う。
チョウやガの幼虫、カマキリなどを捕獲し、肉団子にして幼虫に与える。
食物が少なくなる秋ごろには、ミツバチや他のスズメバチ類の巣を襲撃する。
セイヨウミツバチが日本で野生化することを抑制している側面があると考えられる。
又、近年の都市部におけるキイロスズメバチの猛威は、オオスズメバチによる個体数のコントロールが効かなくなっていることが背景の一つに挙げられる。
オオスズメバチの最大の天敵はクマだが生息域が限られるため、地域によっては本種の個体数のコントロールが出来なくなっている場合がある。
2019年にはワシントン州でオオスズメバチが確認され、ミツバチへの影響が懸念されている。
秋季に羽化した新女王は、同時期に羽化する♂と交尾したのち巣を離れ、朽木の樹皮下や崖下の土中などで単独越冬する。
昆虫の中で最も大きな脳を持つとされる。
スズメバチネジレバネ、シロスジベッコウハナアブ、スズキベッコウハナアブ、ニトベベッコウハナアブ、モモイロシマメイガ、スズキシマメイガ、エゾカギバラバチ、オオハナノミなどに寄生される。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
上野高敏-Takatoshi UENO-九州大学院 農学研究院 生物的防除研究施設
アウトドア図鑑
ニューヨークタイムズ
CNNほか
世界最大のスズメバチです。
樹液にやって来ました。
この時期、越冬した女王蜂(越冬するのは女王のみ)は、一人で巣作りをし、子育てをします。
この時期に巣を排除すれば、安全に子育てが出来ない場所と判断して、他に移って行きます。
写りがイマイチなのは、KONASUKEがディスタンスをとっているからです(笑)
次に刺されたら、KONASUKE、確実に死にますので。
①小4ですでに刺され、その際にリンパ腺がパンパンに腫れており、確実に抗体が出来ていること
②過去に母が刺され、アレルギーを起こしており、遺伝的にも抗体が出来やすいと思われること
①②から、スズメバチの毒に対する抗体が出来ていることは確実であり、次に刺された場合、アナフェラキシー・ショックを起こすことは、ほぼ間違いない!
※普通の毒は、抗体によって無害化されますが、スズメバチの毒の場合、より強力な毒が作りだされます。
「胸部下部に赤褐色の紋」とは、円内でしょうか?
頭楯の形は、下の突出部が二つ。
類似種のコガタスズメバチでは、突出部は三つ。
腹は黄色と暗褐色の縞模様。
コガタスズメバチでは、↔辺りが幅広い暗色帯となる。
腰のくびれがハッキリ見えますね。
分類:ハチ目 細腰亜目スズメバチ科スズメバチ亜科スズメバチ属
体長:女王バチ37~45mm
♂30~39mm
働きバチ27~38mm
※主に標本に基づく体長だと思われ、生体はもっと大きい可能性があります
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:4月~11月(年1化)
成虫で冬越し(女王バチのみ)
エサ:成虫・・・花の蜜、樹液、(主に秋)果実、幼虫の唾液(タンパク質を含む)
※胸と腹の間が細くくびれているため、固形のタンパク質を摂取出来ない。
幼虫・・・肉団子
その他:世界最大のスズメバチ。
胸部下部に赤褐色の紋がある。
コガタスズメバチに似るが、
①腹は黄色と褐色の縞模様
(コガタスズメバチでは腹の付け根に赤褐色の帯があり、近くに暗色の幅広い帯がある。)
②頭楯の下方の突出部は二つ。
(コガタスズメバチでは三つ。)
ヒメスズメバチとの識別ポイントは、腹端が黄色であること。
(ヒメスズメバチでは黒色。)
♂は毒針を持たない。
触角は♂の方が長く、黒褐色、♀は暗褐色。
一般に良く発達した樹林で見られ、市街地で見られることはまれ。
普通種だが、減少傾向。
巣は巨大(育房数500~6500)で、樹洞や土中に、朽木などのパルプで作る。
(人間の目線より低い場所で巣を作る。)
真社会性を持ち、一つのコロニーは、一頭の女王と多数の働きバチ、秋季に出現する♂からなる。
昼行性。
非常に攻撃的で、強力な毒針を持つ。
特に、巣の発達期に当たり、エサが減少する秋は攻撃的になり、巣の近くを通っただけで刺しに来る場合があり危険。
刺された場合、激痛が走り、命に関わることもある。
攻撃前に、低い羽音をさせる、大あごをカチカチと鳴らす、などの威嚇行動を行う。
チョウやガの幼虫、カマキリなどを捕獲し、肉団子にして幼虫に与える。
食物が少なくなる秋ごろには、ミツバチや他のスズメバチ類の巣を襲撃する。
セイヨウミツバチが日本で野生化することを抑制している側面があると考えられる。
又、近年の都市部におけるキイロスズメバチの猛威は、オオスズメバチによる個体数のコントロールが効かなくなっていることが背景の一つに挙げられる。
オオスズメバチの最大の天敵はクマだが生息域が限られるため、地域によっては本種の個体数のコントロールが出来なくなっている場合がある。
2019年にはワシントン州でオオスズメバチが確認され、ミツバチへの影響が懸念されている。
秋季に羽化した新女王は、同時期に羽化する♂と交尾したのち巣を離れ、朽木の樹皮下や崖下の土中などで単独越冬する。
昆虫の中で最も大きな脳を持つとされる。
スズメバチネジレバネ、シロスジベッコウハナアブ、スズキベッコウハナアブ、ニトベベッコウハナアブ、モモイロシマメイガ、スズキシマメイガ、エゾカギバラバチ、オオハナノミなどに寄生される。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
上野高敏-Takatoshi UENO-九州大学院 農学研究院 生物的防除研究施設
アウトドア図鑑
ニューヨークタイムズ
CNNほか
スズメバチトラップに入ったのを撮っています。スズメバチたちは、
http://kazuyoo.web.fc2.com/77hati.html
上の10枚目以降
http://kazuyoo.web.fc2.com/78hati.html
上の13枚目までです。つたない私のHPです。
HP拝見しました。
各種スズメバチの特徴が述べられていて、良いですね。
貴重なチャイロスズメバチも。
装甲が硬くて、時にオオスズメバチを追い返すこともあるとか。