KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

アオマダラタマムシ♂20200501

2020年07月24日 | コウチュウ目
アオマダラタマムシの♂。

どうですか?
最新の高級腕時計にだって負けない美しさ(笑)

昨年、♀の死骸をアップしていますが。
ついに生きている個体に出会えました!
やっぱり、輝きが違う!

下草に居たところを撮ろうとしたら、KONASUKEの腕に飛び乗ってきました(笑)

腹端。
V字型の切れ込みがあります。
♀にはこれがありません。
前翅の縁が鋸歯状になっているのが本種の特徴。

参考までに、昨年写した♀の画像。
腹端に切れ込みがありません。

茨城県レッドデータブック絶滅危惧Ⅱ類
分類:コウチュウ目タマムシ科ルリタマムシ亜科
体長:16~29mm
分布:本州(関東以西)、四国、九州(西日本に多く、北関東では局所的)
   丘陵~山地
成虫の見られる時期:5月下旬~8月中旬
          幼虫・成虫で冬越し
エサ:成虫・・・野外ではリンボク、ヤマザクラ、飼育下ではカスミザクラ、ソメイヨシノ、オオシマザクラの葉を食べたという
   幼虫・・・アオハダ、クロガネモチ、オガタマノキ、ツゲなどの立ち枯れ・衰弱木
その他:ヤマトタマムシ、ウバタマムシに次ぐ大きさ。
    体色は金緑色で、橙色、赤色を帯びる個体もある。
    上翅には細長い縦隆条が強く現れ、二対の丸い陥没紋がある。
    上翅の縁は、ギザギザに切れ込みがある。
    オスは腹端にV字型の切れ込みがある(ヤマトタマムシと同様)。
    個体数は少ない。
    主に西日本に分布し、北関東では少なく、里山林や寺社林などに局所的に分布する。
    幼虫の食樹の立ち枯れ・衰弱木に集まり、交尾・産卵する。
    幼虫の期間は2年ほど。
    ヤマトタマムシでは蛹の期間が1年以上あるので、あるいはこのタマムシも、蛹の期間が長いかも知れない。
    晩夏から初秋にかけて羽化し、翌年の春まで蛹室内で過ごす。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
   かたつむりの自然観撮記
   採集好きの虫部屋
   わわwa3


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2 コメント

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Unknown (kazuyoo60)
2020-07-24 07:34:30
オオツマキカメムシと教えてくださって、ありがとうございます。
アオマダラタマムシ、初見です。シックで綺麗な色です。タマムシは数度出会っています。♂♀とも観察なさいましたね。
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kazuyoo60さんへ (KONASUKE)
2020-07-24 15:48:09
コメントありがとうございます。
次は生きているヤマトタマムシを撮影してアップしたいです!
返信する

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