ツマキチョウの産卵シーン。
と言っても、撮影は完全に失敗。
遠くから見て、飛び方がモンシロチョウじゃない個体を狙って。
撮影しては少しずつ近づき、撮影しては近づきを繰り返すのだが。
殊の外警戒心が強くて、マトモに撮れていなかったのです。
なので放置してたんですが・・・
トリミングしてみたら、ツマキチョウのメスだった。
尖った前翅の先。
そこが白いのがメスの特徴。
前翅の斑点の位置も、まさにツマキチョウのそれだ。
しかもこの写真なんか、明らかに産卵シーンだし。
もっと早く気付いていれば
その辺探せば、卵・幼虫・蛹がゲット出来たかも知れないのに。
まぁ、今年の課題だな。
分類:
チョウ目シロチョウ科シロチョウ亜科
前翅の長さ:
20~30mm
翅を広げた長さ:
45~50mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
4月初旬~6月初旬(年1化)
蛹で冬越し
エサ:
成虫・・・ハタザオ、タンポポ、カキドオシ、オオイヌノフグリ、ヤブヘビイチゴ、クサイチゴ、カタバミ、ムラサキケマン、ハルジオン、キツネノボタン、レンゲソウなどの花の蜜。
特に黄色い花を好むという。
幼虫・・・ハタザオ、ヤマハタザオ、イワハタザオ、ミヤマハタザオ、タネツケバナ、イヌガラシ、ジャニンジン、コンロンソウ、ヤマガラシ、ナズナ、イヌナズナ、アブラナ、カラシナ、ダイコン、タイサイなどのアブラナ科植物の花、ツボミ、若い実など
その他:
前翅の先(褄:つま)が尖る。
♂ではツマが黄色くなり、♀は白い。
まれに♂に似た色彩の♀もいるという。
翅の裏は、緑色の唐草模様となる。
成虫は春のみ見られる蝶、Spring Ephemeral(春の儚い命)の一つ。
山麓や渓流沿い、林縁の日当たりの良い場所に多く見られる。
4月に多く、山地では5~6月。
飛び方は緩やかで、地上1~2mの高さを保って水平に飛ぶ習性がある。
谷状の地形では蝶道が見られることが多い。
翅を開いて止まることが多く、吸蜜中は半開きが多い。
吸水は観察されていない。
母蝶は食草の花穂にとまり、翅を閉じ腹部を強く曲げて1卵ずつ産付する。
卵~蛹までの成長過程を、春~初夏までで急激に行う。
幼虫は果実や花を好んで食べ、摂食時以外は花柄上に静止している。
共食いをする傾向が強い。
終齢幼虫の体長は約25~26mm。
白っぽい緑色で、体側に向かって白くなる。
一般にクモマツマキチョウとの混生地では、本種の方が早く羽化し、幼虫の成長段階も早い。
両者の雑交種をユキワリツマキチョウと呼ぶことがある。
初夏~翌春までの長期間を蛹で過ごす。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
原色日本昆虫生態図鑑Ⅲチョウ編(保育社)
検索入門チョウ①(保育社)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
かたつむりの自然観撮記
と言っても、撮影は完全に失敗。
遠くから見て、飛び方がモンシロチョウじゃない個体を狙って。
撮影しては少しずつ近づき、撮影しては近づきを繰り返すのだが。
殊の外警戒心が強くて、マトモに撮れていなかったのです。
なので放置してたんですが・・・
トリミングしてみたら、ツマキチョウのメスだった。
尖った前翅の先。
そこが白いのがメスの特徴。
前翅の斑点の位置も、まさにツマキチョウのそれだ。
しかもこの写真なんか、明らかに産卵シーンだし。
もっと早く気付いていれば
その辺探せば、卵・幼虫・蛹がゲット出来たかも知れないのに。
まぁ、今年の課題だな。
分類:
チョウ目シロチョウ科シロチョウ亜科
前翅の長さ:
20~30mm
翅を広げた長さ:
45~50mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
4月初旬~6月初旬(年1化)
蛹で冬越し
エサ:
成虫・・・ハタザオ、タンポポ、カキドオシ、オオイヌノフグリ、ヤブヘビイチゴ、クサイチゴ、カタバミ、ムラサキケマン、ハルジオン、キツネノボタン、レンゲソウなどの花の蜜。
特に黄色い花を好むという。
幼虫・・・ハタザオ、ヤマハタザオ、イワハタザオ、ミヤマハタザオ、タネツケバナ、イヌガラシ、ジャニンジン、コンロンソウ、ヤマガラシ、ナズナ、イヌナズナ、アブラナ、カラシナ、ダイコン、タイサイなどのアブラナ科植物の花、ツボミ、若い実など
その他:
前翅の先(褄:つま)が尖る。
♂ではツマが黄色くなり、♀は白い。
まれに♂に似た色彩の♀もいるという。
翅の裏は、緑色の唐草模様となる。
成虫は春のみ見られる蝶、Spring Ephemeral(春の儚い命)の一つ。
山麓や渓流沿い、林縁の日当たりの良い場所に多く見られる。
4月に多く、山地では5~6月。
飛び方は緩やかで、地上1~2mの高さを保って水平に飛ぶ習性がある。
谷状の地形では蝶道が見られることが多い。
翅を開いて止まることが多く、吸蜜中は半開きが多い。
吸水は観察されていない。
母蝶は食草の花穂にとまり、翅を閉じ腹部を強く曲げて1卵ずつ産付する。
卵~蛹までの成長過程を、春~初夏までで急激に行う。
幼虫は果実や花を好んで食べ、摂食時以外は花柄上に静止している。
共食いをする傾向が強い。
終齢幼虫の体長は約25~26mm。
白っぽい緑色で、体側に向かって白くなる。
一般にクモマツマキチョウとの混生地では、本種の方が早く羽化し、幼虫の成長段階も早い。
両者の雑交種をユキワリツマキチョウと呼ぶことがある。
初夏~翌春までの長期間を蛹で過ごす。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
原色日本昆虫生態図鑑Ⅲチョウ編(保育社)
検索入門チョウ①(保育社)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
かたつむりの自然観撮記
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます