ホソナミアツバ20200814・29

ホソナミアツバ。

下唇鬚が前方に突き出ており、先が上を向いているので、アツバ亜科か、クルマアツバ亜科辺りと見当がつきます。

①下唇鬚は前方に突き出し、先は上を向く。
②内横線
③中横線
④外横線
②～④はいずれも暗色で波状、不明瞭。
⑤亜外横線は比較的滑らかで、白色で縁取られる。
⑥前翅頂は尖る。
⑦前翅に黒点が四つ並び、真ん中二つは腎状紋
⑧外縁に黒褐色の外縁線がある。

分類：チョウ目ヤガ科クルマアツバ亜科
翅を広げた長さ：１５～２５ｍｍ
分布：北海道、本州、四国、九州
　　　平地～山地
成虫の見られる時期：６～９月
　　　　　　　　　　幼虫で冬越し
エサ：成虫・・・クヌギ、コナラ、ヤナギ類など広葉樹の樹液
　　　幼虫・・・不明（枯葉？）
その他：樹林と林縁、公園、寺社境内などで見られる。
　　　　夜行性で、灯火に飛来することも多い。
　　　　日没直後から活発に飛翔する。
　　　　普通種で個体数も多い。
参考：List-MJ日本産蛾類総目録[version3]
　　　みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
　　　かたつむりの自然観撮記
　　　北茨城周辺の生き物
　　　暁の蛾類図鑑