KONASUKEの部屋

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生物のこと、笠間のこと、時々政治

シバミノガ201804・201809

2018年10月05日 | チョウ目
シバミノガ。
シバやスゲなどの草で蓑を作る。
最も見た目が蓑っぽいミノムシ。

枯れたシバの中を行くと、かなり紛らわしい。
動かなければ気付かなかっただろう。
4/21撮影のため、まだ1㎝かそこらか。

こちらは9/6撮影。
分布は本州西南部以南と言われてきたが、ここ茨城県笠間市でも普通に見られる。
温暖化の影響か、あるいは植物にくっついて侵入・繁殖したか?

分類:チョウ目ミノガ科
前翅の長さ:♂8mm
翅を広げた長さ:♂20mm
体長:♀約17mm(無翅)
分布:本州西南部、九州とされるが、実際には関東で広く見られる可能性がある
成虫の見られる時期:6~7月
エサ:成虫・・・食べないと思われる
   幼虫・・・シバ、コウライシバ、カサスゲ、シナダレスズメガヤ
その他:スゲやシバの葉片で紡錘形の蓑を作る。
    上の端は細く、植物にだらりとぶら下がる。
    蓑の大きさは30mm前後
    幼虫の体長は♂16mm、♀23mm
    ♀は翅がなく、蛹の頭部が割れた状態で羽化完了。
    産卵は蛹の殻の中に行うという。
参考:福光村昆虫記
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   YAMKEN明石の蛾達

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