KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
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アオシャチホコ20200429

2020年07月05日 | チョウ目
アオシャチホコ。
翅を畳んで止まった時に、腹の先がはみ出るのは、シャチホコガの仲間に多く見られる特徴ですね。

前翅は全体に緑色を帯びた灰白色で、内横線・外横線は不明瞭。
この個体は前翅の緑色が比較的明瞭ですが、不明瞭な個体も多い。

近縁のオオアオシャチホコでは、前翅の緑色部分が付け根と外縁、前縁のみで、間は褐色。

分類:チョウ目シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科
翅を広げた長さ:♂40~45mm、約♀52mm
分布:本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:5~6月、7~8月(年2化)
          蛹で冬越し
エサ:成虫・・・食べない
   幼虫・・・エゴノキ
その他:前翅は全体に緑色がかった灰白色で、内横線・外横線は不明瞭。
    緑色が不明瞭な個体も多い。
    第8腹板に切れ込みはない。
    類似種のオオアオシャチホコでは、前翅の緑色部分は基部と外縁、前縁のみで、間は褐色。
    また、第8腹板の末端中央に浅い切れ込みがある。

    日本固有種。
    灯火に来る。
    終齢幼虫は緑色で、前胸節前縁に黄色い縁取りがある。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   虫ナビ
   昆虫エクスプローラ


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kazuyoo60)
2020-07-05 06:01:14
見事な触角、♂ですね。蛾の内でも毛深い感じがします。まだ出会っていません。
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おはようございます (私魚人)
2020-07-05 07:23:32
KONASUKEさんのKONAは、もしかすると鱗粉のことですか?
いつも微細な構造にまで観察し、正確に分類されている様子に感嘆しています。
目レベルでのカテゴリーがもどかしくなるくらい沢山のすてきな昆虫たちですね。
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私魚人さんへ (KONASUKE)
2020-07-05 17:13:31
コメントありがとうございます。
「粉」って(笑)
残念ながら違います。
まぁ、その話はその内。

カテゴリーは細分化し過ぎると、探すのが自分でも大変になってしまうので、現在の目レベルにしています。
検索のページを作りたいとは思っているんですけど、かなり時間がかかるので、後手後手になっています。
日々の更新が最優先だし、フィールドにも出たいし。
中々、ままならぬものですね(笑)
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kazuyoo60さんへ (KONASUKE)
2020-07-05 17:16:43
コメントありがとうございます。
蛾の♂の触角はカッチョええですな(笑)
まぁ、ホントに毛深い(笑)
鏡に止まってるんですけど、周り中、鱗粉と毛でまみれてます。
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