ハラビロトンボの♀。
小型で腹の幅が広いトンボ。
昨年、♂画像をアップしていますが。
♀、交尾も撮れたので再掲。
♀は昨年とは異なるポイント、川沿いで5/10撮影。
こちらは♂。
横から見ると、腹が平べったいのが分かります。
遠くにしか止まってくれず、これが精いっぱい。
こちらは昨年と同じく、我が家の近くの休耕田で5/25撮影。
そして交尾。
これも近くの休耕田で6/16撮影。
まぁ、これで、KONASUKEの眼が、いかに節穴かが証明されたワケです(笑)
こんな近くにいて、10年近く、気付かなかったんだから。
RDB:
北海道・千葉県…絶滅危惧Ⅰ類
東京都…絶滅危惧Ⅱ類
青森県・茨城県・埼玉県…準絶滅危惧種
神奈川県…その他
分類:
トンボ目トンボ亜目トンボ上科トンボ科トンボ亜科
体長:
32~42mm
腹長:
19~26mm
後翅長:
23~30mm
分布:
北海道(南部)、本州、四国、九州
平地~丘陵・止水
成虫の見られる時期:
4~10月(1~2年1世代・茨城県5~8月初旬)
幼虫で冬越し
エサ:
成虫・・・捕食性
(飛翔性昆虫など)
幼虫・・・捕食性
(若齢・ミジンコ類、中齢以降・水棲の昆虫の幼虫、オタマジャクシ、メダカなど)
その他:
やや小型のトンボ。
腹部は扁平で、長さに比べて幅が広いためこの名前で呼ばれる。
♀の方がやや腹が太い。
シオヤトンボに似るが、本種の方が腹は遥かに扁平。
未熟なうちは♂♀とも黄色地に黒条がある。
♂は成熟すると、全身が黒化した上、腹部に粉を吹いて青灰色となる。
♂の頭部にある前額上部は光沢のある青藍色。
昼行性。
静止時は翅を開いて地面や草などに平らに止まることが多い。
発生地からあまり離れない。
湿地や水田の周辺で見られる。
草丈が低く、抽水植物の繁茂する、日当たりの良い腐植栄養型の湿地や沼沢地を好む。
干上がってしまいそうな水溜りにも飛来する。
底質は泥で、水質はやや濁った、あるいは濁った陸水。
未成熟個体は、近くの林縁ややや日当たりの悪い草原などで栄養飛翔を行う。
成熟すると水域に戻る。
♂は抽水植物の茎などに止まり、縄張りを作り、♀を待つ。
交尾は静止で、草の上などで行う。
♀は主として単独で連続打水産卵し、♂は上空で警護する。
卵期間は1~2週間程度。
幼虫期間は8カ月~2年程度。
主に泥の中に浅く潜ったり、抽水植物に紛れて生活している。
幼虫は毛深く、泥を付着させているため、冬に干上がりそうな場所でも、泥の中に潜り込んで、生き延びることが出来るという。
終齢幼虫の体長は約15~17mm、頭幅5mm内外。
黒~茶~褐色のシオカラトンボ型のヤゴで、シオカラトンボより小型、縦方向に圧縮したような体型。
背棘は尖り、腹部第4節でも長く立ち気味。
羽化は倒垂型。
開発、乾田化、耕地整理などで個体数が減少した。
都市部では比較的珍しいトンボの部類に入ってしまった。
タマゴバチ類に寄生される。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
yagopedia
昆虫エクスプローラ
トンボフィールド観察記
豊明市
日本のレッドデータ検索システム
北海道の絶滅危惧種
小型で腹の幅が広いトンボ。
昨年、♂画像をアップしていますが。
♀、交尾も撮れたので再掲。
♀は昨年とは異なるポイント、川沿いで5/10撮影。
こちらは♂。
横から見ると、腹が平べったいのが分かります。
遠くにしか止まってくれず、これが精いっぱい。
こちらは昨年と同じく、我が家の近くの休耕田で5/25撮影。
そして交尾。
これも近くの休耕田で6/16撮影。
まぁ、これで、KONASUKEの眼が、いかに節穴かが証明されたワケです(笑)
こんな近くにいて、10年近く、気付かなかったんだから。
RDB:
北海道・千葉県…絶滅危惧Ⅰ類
東京都…絶滅危惧Ⅱ類
青森県・茨城県・埼玉県…準絶滅危惧種
神奈川県…その他
分類:
トンボ目トンボ亜目トンボ上科トンボ科トンボ亜科
体長:
32~42mm
腹長:
19~26mm
後翅長:
23~30mm
分布:
北海道(南部)、本州、四国、九州
平地~丘陵・止水
成虫の見られる時期:
4~10月(1~2年1世代・茨城県5~8月初旬)
幼虫で冬越し
エサ:
成虫・・・捕食性
(飛翔性昆虫など)
幼虫・・・捕食性
(若齢・ミジンコ類、中齢以降・水棲の昆虫の幼虫、オタマジャクシ、メダカなど)
その他:
やや小型のトンボ。
腹部は扁平で、長さに比べて幅が広いためこの名前で呼ばれる。
♀の方がやや腹が太い。
シオヤトンボに似るが、本種の方が腹は遥かに扁平。
未熟なうちは♂♀とも黄色地に黒条がある。
♂は成熟すると、全身が黒化した上、腹部に粉を吹いて青灰色となる。
♂の頭部にある前額上部は光沢のある青藍色。
昼行性。
静止時は翅を開いて地面や草などに平らに止まることが多い。
発生地からあまり離れない。
湿地や水田の周辺で見られる。
草丈が低く、抽水植物の繁茂する、日当たりの良い腐植栄養型の湿地や沼沢地を好む。
干上がってしまいそうな水溜りにも飛来する。
底質は泥で、水質はやや濁った、あるいは濁った陸水。
未成熟個体は、近くの林縁ややや日当たりの悪い草原などで栄養飛翔を行う。
成熟すると水域に戻る。
♂は抽水植物の茎などに止まり、縄張りを作り、♀を待つ。
交尾は静止で、草の上などで行う。
♀は主として単独で連続打水産卵し、♂は上空で警護する。
卵期間は1~2週間程度。
幼虫期間は8カ月~2年程度。
主に泥の中に浅く潜ったり、抽水植物に紛れて生活している。
幼虫は毛深く、泥を付着させているため、冬に干上がりそうな場所でも、泥の中に潜り込んで、生き延びることが出来るという。
終齢幼虫の体長は約15~17mm、頭幅5mm内外。
黒~茶~褐色のシオカラトンボ型のヤゴで、シオカラトンボより小型、縦方向に圧縮したような体型。
背棘は尖り、腹部第4節でも長く立ち気味。
羽化は倒垂型。
開発、乾田化、耕地整理などで個体数が減少した。
都市部では比較的珍しいトンボの部類に入ってしまった。
タマゴバチ類に寄生される。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
yagopedia
昆虫エクスプローラ
トンボフィールド観察記
豊明市
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北海道の絶滅危惧種
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