![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/2e/a79f714a70cdc9f07c78e10171696516.jpg)
2024年の画像から。
ナミルリモンハナバチ!
2024年最大のヒットかも知れません。
ツリフネソウの咲くビオトープ天神の里なら、きっと居るのではないか?
この何年か、探していた甲斐がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/55/3273c5ccfd14002afecf31748d900e27.jpg)
もっとも、蜜を吸っているのはコウヤボウキの花。
この時期、まだツリフネソウは開花しません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/f3/a3aafb26f4cf1413ea549957c8a98ec1.jpg)
こちらは、コウヤボウキで吸蜜中のスジボソコシブトハナバチ。
ナミルリモンハナバチは、このハチに労働寄生するとされています。
労働寄生というのは、相手の体を直接食べるとかじゃなく、労働の成果を奪い取る寄生。
この場合は、スジボソコシブトハナバチが、幼虫のためにせっせと巣に貯めこんだ花粉を、横取りするということ。
そして、スジボソコシブトハナバチは、ツリフネソウと関係が深いとされ、ツリフネソウのある場所に生息します。
従って、ツリフネソウのある場所には、ナミルリモンハナバチも生息する可能性がある、ということになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/0b/6d5a53d6cdc8b3b96399aa3fd7c762aa.jpg)
一般にはナミルリモンハナバチは、実態以上に「極めて珍しい種」だと思われているように思われます。
ルリモンハナバチをネットで検索すると、京都のレッドデータブックが上位に出てきます。
そこには選定理由として、
「1970年代に京都市内で記録されたのみで2013年まで報告がなかったきわめて珍しい種である。」
とあります。
これが実態以上に「珍しい」と誤解される一因となっていると思われます。
個体数は少ないでしょうが、目立たないだけで、本当はもっとあちこちにいるのではないか?
KONASUKEはそんな疑いを持っているのです。
皆さんも探してみませんか?
ツリフネソウやホウセンカの豊富にある場所は有望です。
スジボソフトハナバチがいれば、なお有望。
その周辺のナミルリモンハナバチが好む花の咲く場所を探してみてください。
アキノタムラソウ、キツネノマゴ、オミナエシ、オトコエシ、コスモス、キバナコスモス、ランタナ、ミソハギ、ノアザミ、マリーゴールド、センダングサ、ヒゴダイ、カワミドリ、メハジキ、ハエドクソウ、ヤナギハナガサ、アレチハナガサ、マツムシソウ、サルビアネモロサ、ヒャクニチソウなど。
意外な場所で見つかるかも知れません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/0b/6d5a53d6cdc8b3b96399aa3fd7c762aa.jpg)
RDB:
環境省・情報不足
絶滅危惧Ⅰ類:青森県
準絶滅危惧種:茨城県、栃木県、群馬県、京都府、香川県
情報不足:福島県、長野県
その他:愛知県、福井県
別名:
ルリモンハナバチ
分類:
ハチ目ハチ亜目ミツバチ上科ミツバチ科ミツバチ亜科
体長:
10~14mm
分布:
本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
7~11月
幼虫で冬越し?
エサ:
成虫・・・花の蜜
幼虫・・・スジボソコシブトハナバチの巣の中の花粉
その他:
地色は黒色で、体表面の空色の毛が斑紋状に生える。
腹部の横帯は中央で途切れる。
翅は基部を除いて褐色に曇る。
その美しさと珍しさから、「ブルービー」「幸せを呼ぶ青い蜂」などと呼ばれる。
♀はスジボソコシブトハナバチの巣に産卵し、幼虫は巣に蓄えられた花粉を食べて育つ(労働寄生)とされるが、詳細は不明。
こちらから手を出さなければ、刺されることはない。
林縁の草原などで見られる。
参考:
ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
学研の図鑑LIVE新版昆虫(学研プラス)
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
京都府
日本のレッドデータ検索システム
京都府改訂版レッドリスト2024(昆虫類・クモ類・菌類)
ナミルリモンハナバチ!
2024年最大のヒットかも知れません。
ツリフネソウの咲くビオトープ天神の里なら、きっと居るのではないか?
この何年か、探していた甲斐がありました。
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もっとも、蜜を吸っているのはコウヤボウキの花。
この時期、まだツリフネソウは開花しません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/f3/a3aafb26f4cf1413ea549957c8a98ec1.jpg)
こちらは、コウヤボウキで吸蜜中のスジボソコシブトハナバチ。
ナミルリモンハナバチは、このハチに労働寄生するとされています。
労働寄生というのは、相手の体を直接食べるとかじゃなく、労働の成果を奪い取る寄生。
この場合は、スジボソコシブトハナバチが、幼虫のためにせっせと巣に貯めこんだ花粉を、横取りするということ。
そして、スジボソコシブトハナバチは、ツリフネソウと関係が深いとされ、ツリフネソウのある場所に生息します。
従って、ツリフネソウのある場所には、ナミルリモンハナバチも生息する可能性がある、ということになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/0b/6d5a53d6cdc8b3b96399aa3fd7c762aa.jpg)
一般にはナミルリモンハナバチは、実態以上に「極めて珍しい種」だと思われているように思われます。
ルリモンハナバチをネットで検索すると、京都のレッドデータブックが上位に出てきます。
そこには選定理由として、
「1970年代に京都市内で記録されたのみで2013年まで報告がなかったきわめて珍しい種である。」
とあります。
これが実態以上に「珍しい」と誤解される一因となっていると思われます。
個体数は少ないでしょうが、目立たないだけで、本当はもっとあちこちにいるのではないか?
KONASUKEはそんな疑いを持っているのです。
皆さんも探してみませんか?
ツリフネソウやホウセンカの豊富にある場所は有望です。
スジボソフトハナバチがいれば、なお有望。
その周辺のナミルリモンハナバチが好む花の咲く場所を探してみてください。
アキノタムラソウ、キツネノマゴ、オミナエシ、オトコエシ、コスモス、キバナコスモス、ランタナ、ミソハギ、ノアザミ、マリーゴールド、センダングサ、ヒゴダイ、カワミドリ、メハジキ、ハエドクソウ、ヤナギハナガサ、アレチハナガサ、マツムシソウ、サルビアネモロサ、ヒャクニチソウなど。
意外な場所で見つかるかも知れません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/0b/6d5a53d6cdc8b3b96399aa3fd7c762aa.jpg)
RDB:
環境省・情報不足
絶滅危惧Ⅰ類:青森県
準絶滅危惧種:茨城県、栃木県、群馬県、京都府、香川県
情報不足:福島県、長野県
その他:愛知県、福井県
別名:
ルリモンハナバチ
分類:
ハチ目ハチ亜目ミツバチ上科ミツバチ科ミツバチ亜科
体長:
10~14mm
分布:
本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
7~11月
幼虫で冬越し?
エサ:
成虫・・・花の蜜
幼虫・・・スジボソコシブトハナバチの巣の中の花粉
その他:
地色は黒色で、体表面の空色の毛が斑紋状に生える。
腹部の横帯は中央で途切れる。
翅は基部を除いて褐色に曇る。
その美しさと珍しさから、「ブルービー」「幸せを呼ぶ青い蜂」などと呼ばれる。
♀はスジボソコシブトハナバチの巣に産卵し、幼虫は巣に蓄えられた花粉を食べて育つ(労働寄生)とされるが、詳細は不明。
こちらから手を出さなければ、刺されることはない。
林縁の草原などで見られる。
参考:
ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
学研の図鑑LIVE新版昆虫(学研プラス)
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
京都府
日本のレッドデータ検索システム
京都府改訂版レッドリスト2024(昆虫類・クモ類・菌類)
ラミーカミキリも綺麗ですよね!