KONASUKEの部屋

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ツメクサガ20200922

2020年12月02日 | チョウ目
ツメクサガ。

分類:チョウ目ヤガ科タバコガ亜科
翅を広げた長さ:32~38mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:6~7、8~9月(年2化)
          蛹で冬越し
エサ:成虫・・・花の蜜
   幼虫・・・アマ、ウマゴヤシ、ダイズ、ムラサキツメクサ(アカツメクサ)、アルファルファ、テンサイ、ヤグルマギク、キンギョソウなどの草本類の葉、花や実
その他:淡褐色、茶褐色、黒褐色の模様を持つ。
    草地、畑地など身近な場所で見られる普通種。
    昼行性だが灯火にも来る。
    幼虫は黄褐色~緑色で光沢があるが、赤味や黒味の強い個体も居る。
    背中に淡色の細い縦条が7本あり、各節縦線上に約14個の黒色突起がある。
    多発して高密度になると、緑色部分が全て黒色になる。
    まばらに毛が生える。
    気門の下に、黄白色の線が走る。
    オオタバコガの幼虫に似るが、頭部は淡褐色で、十数個の小黒点がある。
    卵は直径約0.5mmの球形で縦筋がある。
    若齢幼虫は尺取虫のように歩行し、驚くと素早く落下する。
    若齢のうちは葉裏から葉肉を食べ、表皮を薄く残す。
    3齢頃から葉表に現れる。
    葉の縁から食すことはまれで、円形あるいは不定形な食痕を残す。
    老熟幼虫は花や実を食べることもある。
    終齢幼虫の体長は約30mm。
    土中で蛹化し、越冬する。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   虫ナビ
   自然工房ゆりの木
   昆虫エクスプローラ
   北の森での散策日記
   晶子のお庭は虫づくし
   十勝農試HP
   診断に役立つ埼玉の農作物病害虫写真集
   鳥平の自然だより(動物編)


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