KONASUKEの部屋

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ツマオビアツバ20200905

2020年12月29日 | チョウ目
ツマオビアツバ。
目立つ太い亜外縁線が、翅頂から出て後角まで弧を描いています。
外横線は外側に大きく湾曲して、尖っています。
内横線は直線的で、「ハ」の字状に斜めになっています。

①下唇鬚は発達する。
②内横線は直線的で「ハ」の字状。
③外横線は大きく外側に湾曲して尖る。
④横脈紋は「ヘ」の字状。
⑤亜外縁線は太く、翅頂から弧を描くように後角まで伸びる。

分類:チョウ目ヤガ科クルマアツバ亜科
翅を広げた長さ:22~31mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:6~8月、8~10月(年2化)
          幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・花の蜜、クヌギ、コナラ、ヤナギ類などの樹液など
   幼虫・・・コメツガ、スギ、アカマツ、クロマツなど針葉樹の葉
その他:前翅の地色は紫褐色。
    内横線は直線的で「ハ」の字状。
    (クロスジアツバではほぼ水平。)
    外横線は大きく外側に湾曲して尖る。
    横脈紋は「ヘ」の字状。
    亜外縁線は太く、翅頂から弧を描くように後角まで伸びる。
    第1化は大型、第2化は小型で個体数がはるかに少ない。
    ♂の触角は両櫛歯状で、枝は短く、こぶ状の結節はあまり目立たない。
    ♀の触角は糸状。
    ♂の前脚の毛束は発達し、脛節の輪状の突起は太い。
    樹林と林縁、公園、寺社林などで見られる。
    夜行性で、灯火に飛来することも多い。
参考:Digital Moths of Japan
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   かたつむりの自然観撮記
   虫ナビ
   北茨城周辺の生き物


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