KONASUKEの部屋

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オビカレハ幼虫20200426

2020年05月29日 | チョウ目
オビカレハの幼虫。
別名:ウメケムシ(梅毛虫)、テンマクケムシ(天幕毛虫)。
幼虫が梅の葉を食べること、また、糸で巣を作り集団で過ごす様子を天幕(テント、天井に張り渡す幕)に喩えたもの。
毒針毛はありません。

こんなメジャーな虫を、まだアップしてなかったなんて_| ̄|○

しかも、撮った時は気付かなかったケド・・・

頭、矢印の方じゃん!_| ̄|○

何か、お尻ばっかり写してた_| ̄|○

分類:チョウ目カレハガ科マツカレハ亜科
翅を広げた長さ:♂30~35、♀40~45mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   垂直分布?
成虫の見られる時期:5~6月(年1化)
          卵で冬越し
エサ:成虫・・・食べない
   幼虫・・・ウメ、サクラ、モモ、リンゴ、バラ、ネコヤナギ、イヌコリヤナギ、セイヨウハコヤナギ、ミズナラ、カシワ、クヌギ、ハンノキなど
その他:成虫は♀の方が大きい。
    ♂は一般的に黄色い地色に、茶色の内横線・外横線がある。
    ♀は内横線・外横線の間が茶色く塗りつぶされる。
    卵は茎を巻くように、固めて産み付けられる。
    幼虫は春に見られる。
    家の庭、街中でも見られる。
    体色は青灰色で、背中の中心付近に、二本のオレンジ色の縦線が走る。
    毒針毛はない。
    樹上に糸で巣を作って集団で過ごし、終齢になると分散する。
    別名、ウメケムシ(梅の葉を食べることから)、テンマクケムシ(糸で作った巣を天幕に喩えて)。
    終齢幼虫の体長は約60mm。
    黄色い粉のついた繭を作り(黄色い粉は落ちやすい)、蛹化する。
参考:学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   虫ナビ
   農研機構ほか

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kazuyoo60)
2020-05-29 10:51:23
幼虫、どちらが頭か分からないのが居ます。我が家の梅やスモモにつく毛虫とは種類が違います。
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Unknown (高楊枝)
2020-05-29 19:12:54
桜の木に居るのをよく見ますね♪
そして色や模様がなかなか渋くて好きな毛虫の一種です♪
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kazuyoo60さんへ (KONASUKE)
2020-05-30 20:27:33
コメントありがとうございます。
「どちらが頭か分からない」、それ自体が、虫の策なんでしょう。
最悪でも、頭を守るんでしょうね。
返信する
高楊枝さんへ (KONASUKE)
2020-05-30 20:32:02
コメントありがとうございます。
ホントに良いデザインですよね!
まぁ、あの目立つ色は、毒があるフリをしてるんでしょうけどね(笑)
返信する

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