カネタタキのオス。
青い翅が不思議。
鱗片に覆われた体が、新鮮な個体であることを物語っている。
チン、チン・・・
と鳴くのが何とも儚げで、秋っぽい。
昔はミノムシが鳴いているものと考えられていたようです。
「ちちよ」
と鳴いていると、聞きなしていたようですね。
「蓑虫、いとあはれなり。
・・・中略・・・
八月ばかりになれば、『ちちよ、ちちよ』と、はかなげに鳴く、いみじうあはれなり。」
(清少納言「枕草紙」)
「蓑虫の父よと鳴きて母もなし」
(高浜虚子)
「鉦叩」が季語の俳句もひとつ、載せとこうね。
紀の国に闇大きかり鉦叩
(森澄雄)
(「現代俳句歳時記 秋」ハルキ文庫(角川春樹事務所)より)
分類:バッタ目カネタタキ科
体長:7~11mm
分布:本州、四国、九州
平地~丘陵
成虫の見られる時期:8月中旬~11月
卵で冬越し(樹の幹や枝の折れ口に産卵)
エサ:植物の葉、昆虫の死骸、キノコ類など
その他:樹上性。
新鮮な個体は、鱗片が体を覆う。
古い個体では鱗片が剥げ落ち、頭部・胸部が赤褐色になる。
メスは翅を持たず、腹端に細長い産卵管を持つ。
近縁種のイソカネタタキ、アシジマカネタタキとの識別方法
♂:カネタタキ・・・翅は単色
イソ ・・・前翅に黒色点がある
アシジマ・・・翅は見えない
♀:カネタタキ・・・後脚の脛節はまだら模様、第3ふ節は淡色
イソ ・・・後脚の脛節に模様はない、第3ふ節は淡色
アシジマ・・・後脚の脛節はまだら模様、第3ふ節は暗色
丈夫で飼育しやすいが、繁殖はやや難しい。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫(文一総合出版)
図鑑日本の鳴く虫(エムピージェー)
虫ナビ
青い翅が不思議。
鱗片に覆われた体が、新鮮な個体であることを物語っている。
チン、チン・・・
と鳴くのが何とも儚げで、秋っぽい。
昔はミノムシが鳴いているものと考えられていたようです。
「ちちよ」
と鳴いていると、聞きなしていたようですね。
「蓑虫、いとあはれなり。
・・・中略・・・
八月ばかりになれば、『ちちよ、ちちよ』と、はかなげに鳴く、いみじうあはれなり。」
(清少納言「枕草紙」)
「蓑虫の父よと鳴きて母もなし」
(高浜虚子)
「鉦叩」が季語の俳句もひとつ、載せとこうね。
紀の国に闇大きかり鉦叩
(森澄雄)
(「現代俳句歳時記 秋」ハルキ文庫(角川春樹事務所)より)
分類:バッタ目カネタタキ科
体長:7~11mm
分布:本州、四国、九州
平地~丘陵
成虫の見られる時期:8月中旬~11月
卵で冬越し(樹の幹や枝の折れ口に産卵)
エサ:植物の葉、昆虫の死骸、キノコ類など
その他:樹上性。
新鮮な個体は、鱗片が体を覆う。
古い個体では鱗片が剥げ落ち、頭部・胸部が赤褐色になる。
メスは翅を持たず、腹端に細長い産卵管を持つ。
近縁種のイソカネタタキ、アシジマカネタタキとの識別方法
♂:カネタタキ・・・翅は単色
イソ ・・・前翅に黒色点がある
アシジマ・・・翅は見えない
♀:カネタタキ・・・後脚の脛節はまだら模様、第3ふ節は淡色
イソ ・・・後脚の脛節に模様はない、第3ふ節は淡色
アシジマ・・・後脚の脛節はまだら模様、第3ふ節は暗色
丈夫で飼育しやすいが、繁殖はやや難しい。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫(文一総合出版)
図鑑日本の鳴く虫(エムピージェー)
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