KONASUKEの部屋

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ヒメナガニジゴミムシダマシ?20210603

2021年12月24日 | コウチュウ目
ヒメナガニジゴミムシダマシ(ナガニジゴミムシダマシ)?
フトナガニジゴミムシダマシ、ホソナガニジゴミムシダマシ、オオナガニジゴミムシダマシと似ていて、区別が難しいです。

本種は、光沢は若干鈍く、やや黄緑色を帯びます。
前胸背板は虹色を帯びません。
上翅の点刻列は浅い条溝とのことで、この3つは当てはまりそうです。

ホソナガニジゴミムシダマシとは、前胸の大きさと形が違うそうです。
ネット上の画像と比較する限り、ホソ~はもっと前胸背板の幅が狭いと思われます。

上翅の左右の肩口が青色に反射する
両眼間に縦溝がある
そうですが、画像からは確認出来ません。

全体として、ヒメナガニジゴミムシダマシとして良いのではないか、と思います。
最も普通だそうですし。

他三種のデータも再掲載しておきます。
フトナガニジゴミムシダマシ
体長:10~14mm
本州、四国、九州に分布。
4~10月に見られる。
上翅は光沢が強く、全体が紫色に反射する。
上翅点刻は、この仲間では最小最粗で、点刻列間は平坦。
複眼は大きめ。
(ヒメ)ナガニジゴミムシダマシに似るが、より大きく幅が広い。

オオナガニジゴミムシダマシ
体長:10~12mm
本州、四国、九州に分布。
胸部まで虹色で、光沢は青緑色を帯び、左右一対の同心円状の虹色紋になる。
点刻列はあるが、溝にならない。
両眼間に縦溝は無い(窪みがある?)。

ホソナガニジゴミムシダマシ
体長10.5~12mm。
本州、四国、九州に分布する。
3~11月に見られる。
光沢が強く、青紫色を帯びる。
ヒメナガニジゴミムシダマシとは、前胸の大きさと形が違う。

旧名:
ナガニジゴミムシダマシ
分類:
コウチュウ目ゴミムシダマシ科キノコゴミムシダマシ亜科
体長:
8~10.5mm
分布:
本州、四国、九州
平地~低山地
成虫の見られる時期:
4~10月
越冬形態?
エサ:
硬質菌などのキノコ
その他:
ナガニジゴミムシダマシ属は上翅に虹色の光沢を持つ。
光沢は若干鈍く、やや黄緑色を帯びる。
(赤紫が勝る、との情報も?)
ホソナガニジゴミムシダマシは、光沢が強く青紫色を帯びる。
上翅上部の左右肩口が青色に反射する。
点刻列は浅い条溝で、点刻の間は少し盛り上がる。
(フトナガニジゴミムシダマシは平坦。
オオナガニジゴミムシダマシは、点刻列はあるが溝にならない。)
前胸は黒い。
(オオナガニジゴミムシダマシは前胸も虹色に光る。)
両眼間に縦溝がある。
(オオナガニジゴミムシダマシにはない。)
ホソナガニジゴミムシダマシとは、前胸の大きさと形が違う。
雑木林内の倒木や立ち枯れに集まる。
キノコ上を活発に動き回っていることが多い。
最も普通に見られる。
灯火に来ることもあるようだ。
参考:
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
北河内昆虫記
広島大学デジタルミュージアム
自然観察雑記帳
最上の自然
廿日市市の自然観察(昆虫)
居眠り蛸の自然観察
昆虫綱Insecta
吉崎ネット甲虫館
フォト蔵
さうす
甲虫三昧
縞栗鼠の虫部屋
京都九条山の自然観察日記
てんとう虫の歳時記2
生きもの写真家安田守の自然観察な日々

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