KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

笠間示現流演武奉納(笠間稲荷神社)2018詳報

2018年11月14日 | 笠間
2018/11/10、笠間稲荷神社で行われた笠間示現流演武奉納の様子。
詳報です。

画像を観ていて感じたのは、力ではない、ということ。
とても自然で、力んでいる様子が見られない時、見事にワラが切れているようです。

上段者による組手の様子。

ここで、「示現流って、九州じゃないの?」
と疑問に思って下さる方のために、ザックリとした解説をば。

示現流の源流は、「天真正自顕流(てんしんしょう じげんりゅう)」。
その開祖こそ、笠間出身の「十瀬 与左衛門 長宗(そせ よざえもん ながむね)」。
示現流は、十瀬の弟子から教えを受けた東郷重位が開いたもの。
示現流が薩摩で隆盛を極めたのは、皆様ご存知の通り。
その後、延岡藩の牧野氏が笠間藩に転封となり、笠間に示現流が広がった。
笠間出身の人物の開いた流派が、形を変えて故郷に伝わるとは、何と言う因果だろう。

因みに天真正自顕流の開祖・十瀬与左衛門は、「小瀬」の誤りだとする説もある。


当日、演武を披露したのは、実際には、様々な流派・道場の人たち。
遠くは山形の道場からも。

棒術や

沖縄の武術も。

今年は、こんな華やかな集団も。

画像はフォトチャンネルでどうぞ↓
笠間示現流演武奉納(笠間稲荷神社)2018


最新の画像もっと見る

コメントを投稿