KONASUKEの部屋

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問題記述発覚・クロスジフユエダシャク20191208

2019年12月14日 | チョウ目
クロスジフユエダシャク。
12/6に記事にしたばかりなのだが。
その記述に、問題が。
上の写真をよ~くご覧ください。
問題は・・・

矢印部分。
明らかに口吻があります。
先日、アップした記事では、「口吻は退化している」と記述してしまいました。
これは、口吻が退化して跡形もないかのような印象を与える言葉です。
機能しておらず、水分や食べ物は摂れないのでしょうが、残ってはいるようです。
十分、裏付けを取らずに記事にしてしまったことをここにお詫びし、訂正します。

今後の課題としては、
①本当に全く機能していないのか
②羽化直後は口吻が残っていたとしても、何らかの物理的な衝撃によって取れてしまうようなことがないのか
あたり、確かめてみたいですねぇ。
樹液なら少ないけど出ているし、エサが全くないワケではないですから。

分類:チョウ目シャクガ科エダシャク亜科
大きさ:オス(翅を広げた長さ)22~30mm、メス(体長)10~14mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:11月~12月(年1化)
          地域・標高により出現時期は異なる(山地では10月末から出現する地域も)
          卵で冬越し
エサ:成虫・・・食べない
   幼虫・・・コナラ、ミズナラ、クヌギ、クリ、アベマキ、カシワ、タカオカエデなど
その他:フユシャク類では珍しい昼行性。
    メスは翅が小さくて飛べない。
    メスはフェロモンを出してオスを呼び(コーリング)、落ち葉の下に隠れて交尾する。
    幼虫は初夏に見られる。
    背中は黒く、腹は白い。
    黄白色で縦縞模様のある個体もある。
    終齢幼虫の体長は約25mm
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   虫ナビ
   昆虫エクスプローラ


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