KONASUKEの部屋

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「ルパン三世」観てきたよ

2014年09月06日 | 映画
実写版というと、私のような比較的古い人間は、74年の「念力珍作戦」の時の悪夢が蘇るのだが、この作品に関しては心配御無用!
配役バッチリ!
世界観もバッチリ!
良い映画だ!

本編が始まる前の、「NO MORE 映画泥棒」の映像も、この映画のための特別仕立て!
粋だねぇ。
罰金や刑罰がどうとか言われるより、ルパンに一言、たしなめられる方が、よっぽどガツン、とくる。

観に行ったきっかけは、CMでの小栗旬のすっとぼけた「あららら~?」なのだが、映画全編、見事にルパンになりきっている。
ツンツルテンのパンツにデカ靴というスタイルも原作のまま。
しかし、やることがハデだねぇ~。
ただ盗むだけなら、何も、そこまでしなくても。

玉山の次元、シブいねぇ。
決定的なシーンで、帽子に手をやる。
次元が帽子のつばで狙いを定めるという設定を思い出させる。
しかし、次元にあんな特技があったとは。

綾野の五右衛門も、ストイックで良い。
「又つまらぬモノを斬ってしまった・・・」という決め台詞も健在。
タマを弾き返したり、走る車の上に座ったり。
常にしかめっ面でね。
でも、3日間、画面を見つめ続けたあげく果てる、三枚目な五右衛門も面白い。

黒木メイサも、自由奔放で、強く、正体不明な不二子を見事に演じている。
まぁ、不二子のプロポーションは、現実の人間にはムリがあることは、某番組で検証済みだからねぇ。
誰かのために、他人を演じる?
美化しすぎ?
不二子の行動の動機は、やっぱり読めない。
結局、けむに巻く。

どんなに暑くても、トレンチコートは脱がないとっつぁん。
各国の仕事場で各国のカップ麺を食うとっつぁん。
やっぱりルパンにきりきり舞いさせられるとっつぁんを、浅野が好演している。
ところで、海辺でルパンを追っているのに、何故、埼玉県警?
(埼玉県は海なし県です。)

映画の世界観は、ルパンと次元が組み始めた頃の話となっている。
不二子や五右衛門との方が、付き合い古いのね。

ルパンたちは「ザ・ワークス」という泥棒の国際組織に入っている。
「ワークス」は「稼業」ではなく、「いい『シゴト』してますねぇ」っていう時の、「シゴト」に近い意味、美しい芸術的な盗みの手口、位の感覚なんだろうね。

今回、外国人の出演者が多いので、セリフも外国語で話している場面が多いようで、セリフと口の動きが合っていないこともしばしば。

アニメのルパンシリーズでもよくある結末だが、ルパンはほとんどただ働き。
アニメのエンディングじゃあないが、「この手の中に だかれたものは すべて消えゆくさだめ」なのかもね。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
映画マンさんへ (KONASUKE)
2021-01-22 04:49:25
コメントありがとうございます。
サル顔て(笑)

実は3Dアニメはまだ観てなくて。
レンタル配信やってるようなので、観てみますね(^^♪
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Unknown (映画マン)
2021-01-21 09:54:09
こんにちは。映画ブログを運営しているものです。
小栗旬さんはルパン役にはまってますね。サル顔がちょうどいいのかもしれません。(ちょっと失礼ですが)
3Dアニメの作品も中々面白かったですよね。ルパンはどんな作品に出ても、やっぱりルパンなんですよ!

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