KONASUKEの部屋

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ドウガネツヤハムシ20180428

2022年01月07日 | コウチュウ目
ドウガネツヤハムシ。
銅色の金属光沢を持つ、極小のハムシ。

2018年の在庫です。

翅に写ってるのは、KONASUKEの頭ですね(笑)
鏡のように周囲の景色を写すことで、身を守っているのかも知れません。

フラッシュが反射してしまいました。
なかなか見たまんまの画像が撮れません。
この後も撮影したことがあったように思います。
見つけたら、追加したいと思います。

分類:
コウチュウ目ハムシ科ツヤハムシ亜科
体長:
2.8~3.3mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
3~11月
成虫で冬越し(幼虫でも越冬する?)
エサ:
成虫・・・タラノキの葉
幼虫・・・不詳
その他:
丸味を帯びた体型で、上翅基部付近が最も幅広く、翅端に向かって細くなる。
通常、銅色の強い金属光沢を持つ。
時にアオグロツヤハムシ(体長3.5mm)に似た青藍色の個体もある。
本種の方がやや小さく、点刻が大きい。
胸部は幅広で小楯板との接続部が尖る。
小楯板は小さく、ほぼ逆三角形。
♀は一般的に♂よりやや大きい。
♀の成熟個体は腹部が非常に大きくなる。
樹林の林縁で見られる。
昼行性で、食樹の葉上で見られる。
すぐ葉裏等に隠れる。
成虫は新芽~成熟葉まで、葉のステージに関係なく摂食する。
普通種で個体数も多い。
春~初夏に個体数のピークがあり、盛夏に一旦減少し、再び秋に小さいピークがある。
盛夏に夏眠するとの説もあるが、少なくとも大部分の成虫が夏眠するワケではないらしい。
成虫は土壌表面の団粒の隙間などで越冬する。
交尾は4月~8月頃の晴天か曇天の午後に多く、雨天はほとんど行わない。
交尾中、♂は前脚で♀の頭部~胸部付近を連続して叩く行動が見られる。
交尾中の♂は、他の♂が接近すると、口器で咬んで激しく振り回して撃退する。
4~8月頃の昼間、植樹の葉や幹、他の植物に産卵する。
6月頃までは午後が多く、真夏は午前中にも観察される。
卵は一つずつ、糞で作られた紡錘形か細い釣鐘状の卵鞘(長径1mm、短径0.5mm)に覆われ、糸で吊り下げられる。
ほとんどの場合、先端に細い突起を備える。
♀は対象物に尾端を付けて糸を伸ばし、先端に卵を産み付ける。
その後、糸の付いている方の端から分泌物を塗り付ける。
♀は卵を後脚で回しながら、ペースト状の分泌物を尾端から出して、少しずつ塗り付ける。
作業には20~60分を要する。
孵化幼虫は、卵鞘の糸の付いていない方の端を丸くあけて体を出し、卵鞘を背負ったまま移動する。
幼虫は夜間、植樹に昇って摂食すると推測する説もあるが、森林総合研究所によれば、観察されなかったという。
また、落葉を食べると推測する説もあるが、確認されていない。

参考:
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
Wildlife Research Society
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
不二聖心女子学院
森林総合研究所
生きもの写真家安田守の自然観察な日々
あおもり昆虫記
地球本舗byNIKON
明石・神戸の虫 ときどきプランクトン
東京昆虫館
鎮(チン)さんの自然観察記~写真録~


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