やっぱり郷土の方言・茨城弁には愛着がありますね。
青なじみ・・・青アザ
いしこい・・・ボロい、ショボい、不細工
例)「いしこい時計」
「あいつの彼女、いしこい女だな、ありゃぁ。」
↑こういう失礼なことを言う男が、身近にいます。
決して真似してはいけません。
いじやげる・・・腹立たしい、イライラ・ムカムカする。
「意地」が「焼ける」ほどの怒り(# ゚Д゚)
ごじゃっぺ・・・出鱈目、いい加減、またはその人
例)「ごじゃっぺばっかり言ってんじゃねえぞ!」「このごじゃっぺ!」
しっぱね(すっぱね)・・・=尻跳ね。雨天時に歩くとできる泥跳ね。
ちょうろく・・・満足に
例)ちょうろぐ意味もわがんねぇ。
つっぱえる(突っ入る)・・・=突きはいる。
例)「水たまりにつっぱいった」「便所さ、つっぱえる」
てばたき・・・手叩き→てばたき。手拍子。
「障子をはたく」「財布の底をはたく」
掃除で使う「はたき」とか、相撲の決まり手「はたき込み」とか、「まばた
き」とかの「はたき」も同じですね。
でれすけ・・・だらしない人
ぶつ・・・打つ。「手ぶちうどん」などと使う。
めど・・・穴。鼻めど、穴めどなど。
例)サブちゃんの鼻の穴めど
容易じゃねえ・・・=容易ではない。大変だ、大義だ、面倒だ
他にも・・・
濁音と静音が入れ替わる
「ほどんと」「じでんしゃ」「おなし」「むつかしい」「がばん」
※「じでんしゃ」は、北海道でも使うかも知れません。
松山千春は「MY自転車」って曲の中で、明らかに「じでんしゃ」って歌ってます。
かんます・・・かき回す→かんまわす→かんます
こわい・・・疲れる、だるい
この辺は東北弁に近いかな?
山形大学にいた(だけ)ので、山形弁にも愛着アリ。
「こわい」は、東日本の、結構、広範囲で使ってるようです。
同じ意味を東海地方で、「えらい」って言ってたのには驚いたけど、お互い様よね(笑)
「かんます」は、山形ではさらに縮まって、「かます」に。
かつて山形市内にあったココア専門店のテーブルに、「良くかましてお飲み下さい」って書いてあったのには、目が点(笑)
他には、学校に「ゴミなげ当番」って書いてあった。
文字にしちゃうと、また違ったテイストになって面白い。
運送屋でアルバイトした時、
「このテーブル、たがって」
と言われて、オロオロ。
「たがぐ」とは、「持ち上げる」の意味。
「高くする」ってことでしょうかね。
「怒られる」は「ごしゃがれる」。
ここまで来ると、語源は全く想像もつきません。
山形と言えば、「どさ」「ゆさ」言葉。
知り合い二人が出会った時の会話。
「どさ?」
「湯さ」
・・・解りますかね?
「どちらへ、お出かけですか?」
「お風呂に行ってきます。」
って意味です。
究極の省略!
これこそ雪国、山形ならでは。
一刻も早く、口を閉じたいのです。
何故って、口開けると、冷た~い空気が入ってくるじゃぁ、ありませんか。
内陸ほど、早口で、一部発音が欠落するような喋り方になります。
地元のお年寄りと話していると、慣れないと、半分も聞き取れません。
いわゆる「ズーズー弁」は、厳しい自然環境の中で生きる知恵として生まれたのではないか、と、私は思っています。
「君」が「ちみ」に、「ピンク」が「チンク」に聞こえるのも、実際に発音してみると、いかに寒さ対策がなされているかが分かります。
「ズーズー弁」っぽく発音する方法
①口をあまり開けない
冷たい外気に触れる面積を、できるだけ小さくする。
そのため、母音の違いは曖昧になる。
特に、「イ」の発音は、歯が外気に触れるため、最も注意が必要。
「君」「ピンク」などの発音に際しては、あまり唇を横に開かないこと。
奥歯を嚙み締めたまま、唇の先だけで発音するようにするとgood!
②息を多めに吐く
口から「ふうっ」と空気を多めに出しながら発音すると、冷たい外気を吹き飛ばして、 口に入るのを防げます。
以上、二つのポイントを踏まえつつ、「君」「ピンク」って発音してみて下さい。
大森巡査やギバちゃんのモノマネも夢じゃない!
レッツ トライ!(笑)
(補足)
山形県の喋り方は、最上川に沿って、主に三つに分かれるようです。
上流域と、下流域、その中間。
上流域には、土着の、早口で、所々、発音の落ちるような喋りが見られます(山形市など)。
下流域は、酒田港などで、京都と盛んに交易が行われ、京都の人も移り住んだことから、京風のゆったり、のんびりとした喋り(酒田市、鶴岡市など)。
「んだのう」(そうだねぇ)って感じかな?
当時の物流は、水運が主流だったので、文化は最上川を北上し、中間の言語圏ができた、ってとこのようです(尾花沢市など。割とゆっくり喋る)。
今回、紹介したのは、主に上流域・山形市なんかが中心です。
青なじみ・・・青アザ
いしこい・・・ボロい、ショボい、不細工
例)「いしこい時計」
「あいつの彼女、いしこい女だな、ありゃぁ。」
↑こういう失礼なことを言う男が、身近にいます。
決して真似してはいけません。
いじやげる・・・腹立たしい、イライラ・ムカムカする。
「意地」が「焼ける」ほどの怒り(# ゚Д゚)
ごじゃっぺ・・・出鱈目、いい加減、またはその人
例)「ごじゃっぺばっかり言ってんじゃねえぞ!」「このごじゃっぺ!」
しっぱね(すっぱね)・・・=尻跳ね。雨天時に歩くとできる泥跳ね。
ちょうろく・・・満足に
例)ちょうろぐ意味もわがんねぇ。
つっぱえる(突っ入る)・・・=突きはいる。
例)「水たまりにつっぱいった」「便所さ、つっぱえる」
てばたき・・・手叩き→てばたき。手拍子。
「障子をはたく」「財布の底をはたく」
掃除で使う「はたき」とか、相撲の決まり手「はたき込み」とか、「まばた
き」とかの「はたき」も同じですね。
でれすけ・・・だらしない人
ぶつ・・・打つ。「手ぶちうどん」などと使う。
めど・・・穴。鼻めど、穴めどなど。
例)サブちゃんの鼻の穴めど
容易じゃねえ・・・=容易ではない。大変だ、大義だ、面倒だ
他にも・・・
濁音と静音が入れ替わる
「ほどんと」「じでんしゃ」「おなし」「むつかしい」「がばん」
※「じでんしゃ」は、北海道でも使うかも知れません。
松山千春は「MY自転車」って曲の中で、明らかに「じでんしゃ」って歌ってます。
かんます・・・かき回す→かんまわす→かんます
こわい・・・疲れる、だるい
この辺は東北弁に近いかな?
山形大学にいた(だけ)ので、山形弁にも愛着アリ。
「こわい」は、東日本の、結構、広範囲で使ってるようです。
同じ意味を東海地方で、「えらい」って言ってたのには驚いたけど、お互い様よね(笑)
「かんます」は、山形ではさらに縮まって、「かます」に。
かつて山形市内にあったココア専門店のテーブルに、「良くかましてお飲み下さい」って書いてあったのには、目が点(笑)
他には、学校に「ゴミなげ当番」って書いてあった。
文字にしちゃうと、また違ったテイストになって面白い。
運送屋でアルバイトした時、
「このテーブル、たがって」
と言われて、オロオロ。
「たがぐ」とは、「持ち上げる」の意味。
「高くする」ってことでしょうかね。
「怒られる」は「ごしゃがれる」。
ここまで来ると、語源は全く想像もつきません。
山形と言えば、「どさ」「ゆさ」言葉。
知り合い二人が出会った時の会話。
「どさ?」
「湯さ」
・・・解りますかね?
「どちらへ、お出かけですか?」
「お風呂に行ってきます。」
って意味です。
究極の省略!
これこそ雪国、山形ならでは。
一刻も早く、口を閉じたいのです。
何故って、口開けると、冷た~い空気が入ってくるじゃぁ、ありませんか。
内陸ほど、早口で、一部発音が欠落するような喋り方になります。
地元のお年寄りと話していると、慣れないと、半分も聞き取れません。
いわゆる「ズーズー弁」は、厳しい自然環境の中で生きる知恵として生まれたのではないか、と、私は思っています。
「君」が「ちみ」に、「ピンク」が「チンク」に聞こえるのも、実際に発音してみると、いかに寒さ対策がなされているかが分かります。
「ズーズー弁」っぽく発音する方法
①口をあまり開けない
冷たい外気に触れる面積を、できるだけ小さくする。
そのため、母音の違いは曖昧になる。
特に、「イ」の発音は、歯が外気に触れるため、最も注意が必要。
「君」「ピンク」などの発音に際しては、あまり唇を横に開かないこと。
奥歯を嚙み締めたまま、唇の先だけで発音するようにするとgood!
②息を多めに吐く
口から「ふうっ」と空気を多めに出しながら発音すると、冷たい外気を吹き飛ばして、 口に入るのを防げます。
以上、二つのポイントを踏まえつつ、「君」「ピンク」って発音してみて下さい。
大森巡査やギバちゃんのモノマネも夢じゃない!
レッツ トライ!(笑)
(補足)
山形県の喋り方は、最上川に沿って、主に三つに分かれるようです。
上流域と、下流域、その中間。
上流域には、土着の、早口で、所々、発音の落ちるような喋りが見られます(山形市など)。
下流域は、酒田港などで、京都と盛んに交易が行われ、京都の人も移り住んだことから、京風のゆったり、のんびりとした喋り(酒田市、鶴岡市など)。
「んだのう」(そうだねぇ)って感じかな?
当時の物流は、水運が主流だったので、文化は最上川を北上し、中間の言語圏ができた、ってとこのようです(尾花沢市など。割とゆっくり喋る)。
今回、紹介したのは、主に上流域・山形市なんかが中心です。
残さないとダメですよね。
でも意味不明(笑)
幡多弁も面白いですね。
いつも楽しみに読んでいます。