一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

12月13日みどり池登山口から東天狗岳山行

2009年12月15日 | 北八ケ岳
07:50    みどり池登山口着
08:20    みどり池登山口発
09:50    しらびそ小屋            1:30
11:11    中山峠               1:21/2:51
12:20    東天狗岳              1:09/4:00
12:54    中山峠                0:34
13:50    しらびそ小屋            0:56/1:30
14:56    みどり池登山口          1:06/2:36

金曜日から風邪を引いて喉が痛くて体調はもう一つだったが、熱が無いのでみどり池登山口から天狗岳に登ろうと思って前夜から準備にかかる。

朝、オニギリを作ってアパートを出発し、稲子湯でトイレを済ましてみどり池登山口に移動、駐車地は他府県ナンバーの先行者が13台も停まっていて満車に近かった。

登山届を投函して12月半ばにしては気温の高い中を進むが、沢を渡った辺りからの雪の登山道は所々氷化しているので滑らないように足を運んで高度を上げる。

こまどり沢を通過して進むが、そこからしらびそ小屋までは雪の所が少なく、半透明に氷化した道が続くので慎重に岩や石の頭をひろって足がかりにして登る。

やがてしらびそ小屋に到着、オニギリを一つ食べてすぐにつぼ足のまま出発する。

中山峠に向かう登山道はトレースがはっきりついていて快適に進むが、2組のグループと行き違った後の道はステップが崩されていたのでステップを効かせながら高度を上げ、やがて中山峠に到着した。

ここで先日買った12本爪アイゼンを装着し、防寒ジャケットを羽織り、ネックゲーターをしてザックをデポし、空身で山頂に向かうことにする。

12本爪アイゼンの前爪が長いので何度か岩や内側ズボン裾にに引っ掛けたりしたが、足を開き気味にしながら注意する。

中山峠から東天狗岳までは雪山の人気コースだけにトレースがしっかりあって急な場所も階段を登るような感じだった。

流石に稜線上は冷たい風が吹いていたが、冬にしては強風というほどでもなく、天気が良くて視界がよくて気持ちが良かった。

樹林帯を抜けると乗鞍岳や穂高岳から始まる北アルプスの山々が雲海に浮かんではっきり見えてここへ来たことに感謝して喜んだ。

空身とはいえ時々停まって息を整えながら、やがて東天狗岳山頂に到着した。

山頂からは新たに南方向に横岳から赤岳、中岳を経て阿弥陀岳が間近かに見え、その右手に南アルプス、中央アルプス、御嶽山の姿が良く見えた。

山頂で眺望を楽しんだが12時を回っていたのと空身なので下山することにして往路を戻る。

中山峠でデポしたザックを回収して、水を飲もうとサイドポケットに入れていた水筒は流石に上のほうがシャーベット状になり、開口部も凍って回し辛くなっていたが何とか開いたが、今後はいくら気温が高いと思ってもザック内に入れなければと思った。

ここでテルモスに入れているお湯でカップ麺を食べて、すぐに下山することにする。

中山峠からの下りを慎重に進み、核心部を過ぎたところで歩きづらいのでアイゼンを外してザックに収納し、ついでに防寒ジャケットも脱ぐ。

本沢温泉分岐を経てしらびそ小屋に到着、干し梅干を食べてすぐに出発。

ここからの下山路が今日の核心部で、アイゼンを着ければ何の問題も無いがつぼ足での下山練習と思って、半透明に氷化している登山道を雪の残っている所はその上を歩き、無い所は登りと同じく慎重に岩や石の頭をひらって、後傾にならないように前傾姿勢で一歩一歩進み、ショートカット出来る所はショートカットして下山した。

下山後、近くの八峰の湯に行って汗を流して帰った。

この日は登山口の出発時間が遅くて余裕を持てない山行となったが、特に冬山は早出早着きを目指さなければと思ったのと、昨年冬場天狗岳に登る時は原村側の渋の湯から登っていたが、1000円の駐車代が要り、こちらの方が近くて駐車代も無料なので又来ようと思う。
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