一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2021.3.27 犬鳴山

2021年03月28日 | 大阪近郊
犬鳴山の予備知識としては役行者が大峰山を開く前に開山したと伝えられていて、犬鳴山という山名の山は無く、山中にある七宝瀧寺の山号とのことと七滝がある渓流の美しさがあるとのことくらいがガイドブックなどで得た知識としてあった。 一度は訪れたいと以前から思っていたので天気が良いこの日に行くことにする。 自宅から外環で熊取町交差点を曲がりしばらく走りほどなくして犬鳴山温泉の桜が咲いている大きな駐車場に到着。 9時過ぎに駐車場を出発。 管理小屋が閉まっているので500円の駐車料金は帰りに払う。 総門からスタートし渓流沿いの道を登って行く。 七福神も祀られている多くの幟が立ててある祠も次々と滝とともに現れる。 大阪府一高い杉やモミの木の大木も。 犬鳴川の流れにも陽が差しこんで流れの中には小魚が沢山いる。 次々と滝が現れて見惚れる。 そして犬鳴山の由来となる義犬の墓も祀られている。 大きな身代わり不動明王が立つ七宝壠寺には10時前に到着。 ここのトイレは水洗でウォシュレットのある綺麗なトイレだった。 本堂からすぐの所に行場となる行者の滝がある。 拝観料は50円。 落差12mの滝は時々テレビで滝に打たれる所を見たりしていたが、水量か多く素晴らしい滝だった。 ここで今まで聞いたことが無い?囀りが聞こえていて探してみると流れの岩の上に一羽いた。 自宅で図書館から借りている野帳図鑑で見てみるとどうやら雌のルリビタキかな?と思う。 七宝壠寺に引き返し案内に従って五本松を目指して流れから離れる。 階段場を一登りすると舗装路に出る。 鮮やかなピンク色のミツバツツジが咲いている。 舗装路を登って行くと犬鳴トンネルに出くわす。 通過するとヒンヤリした空気が気持ちいいが最後まで落書きで埋め尽くされている。 トンネルを出ると陽が当たりムラサキキケマン?やヒメオドリコソウが沢山咲いていた。 林道の橋の下にはなにか曰くがあるのか大型バイクが捨てられていたのはびっくり。 スミレやダンコウバイを見ながら長い林道を登るとやっと山道への取りつきとなる。 」 整備された石段場を喘ぎながら登って行くとピークが五本松となる。 この辺りは車も随分通るので以前訪れた南葛城山の山頂とよく似た感じやなあと思う。 展望台が見えるので100円で中に入る。 展望台に上がると和歌山側や大阪側の関空が近くに見える。 12時近くになっていたので休憩場所を探してウロウロするが、展望台近くの和歌山側が見渡せる場所で靴も脱いで荷を解いた。 1時間近くゆっくりしてから目ぼしい花が咲いていないか見てからピークとなる五本松を後にする。 下山は西に進路をとる弁天岳側に下るルートも調べていたが高城山方向に下ることにして案内に従い林道を歩く。 途中で山道に入る案内もあるが通行止めになっていたり、一度は山道に入って行くと途中で倒木が何本も折り重なっていて通過するのに四苦八苦し、挙句の果てに先に行けそうにないので高巻きして元に戻り、林道が見えた所でヤブコギして林道に戻った。 そんなこともあったので高城山のピークには行かず林道を下った。 途中で先程いた五本松の展望台も良く望めた。 やがて往路で歩いた林道に着き流れや鼻を見ながら歩く。 そして七宝壠寺へと下り、滝をもう一度眺めて往路を戻る。 そして3時前に駐車地となる犬鳴温泉に到着。 管理小屋で温泉の割引券を頂いたが思ったより遅くなったのでそのまま支度を済ませ、そういえば最近山行しても温泉に入ることが無くなったなあ等とお見ながら富田林に帰った。
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