バイクも仕事も走ります。

バイクででかける。美味いものを食べる。は継続。弁理士の仕事のはなしを加えていきます。

ちまちました人にならないために 7

2022-06-15 21:35:07 | ひとりごと
M2

この1年はいい思い出がほぼない。

1日耐えれば、研究室を去る日が近づく。。それのみが楽しみだった。

修論の世話は、仕方なくみてやる、、みたいなことを毎週のように言われた。

心の底から腹立たしかったが、我慢した。

アメリカ帰りのMのために、2研室から追い出された。

用意された席は、4回生が座るような席。

屈辱的だった。

それも耐えた。というか、自暴自棄の境地のため。どうでもよかった。

自分の性格のため、腐らず過ごした。やる気に満ちあふれていたわけではない。仕方なく日々を過ごした。

年末。

これまでと同じように年賀状を書いた。

去年のことが思い出されて苦しかったが、なんとか書いた。

ムラ社会なので、ここは無理しないといけなかった。

1月の下旬 阪神大震災があった。

早朝だったが、経験したことのない揺れ。

明るくなったと同時に学校に向かった。

学校に対して、そんな義理あいもなかったが。

地震の前後で、自分の部屋のちらかり具合は全く変化なかったし。

1番のりだった。

いちばん立場の悪い自分が学校に1番のり。

教授側からいい思いをしてる人ほど遅くに来る。

世の中そんなものなんだろうな。

要領のいい阪大生一般。要領の極端に悪い自分

研究室の中がぐっちゃぐちゃになってる様子に、笑いがこみ上げてきた。ほかに誰もいなかったので、多分、声を出して笑ってたと思う。

天罰じゃ、ぼけ~~。。自然と、そんなことも言ったと思う。

その直後に、非常に強い余震がきた。早朝の一発めより大きいのではないか。悪い心は持たないことだな、と自らを戒めた。

修士修了まであと少し。

なんの得もない、誰の得もないが、結構、頑張った、つもり。

修論もなんとか終えた。

3月中旬。追い出しコンパ。

今年は、追い出される立場である。

前の年は、Bさんの件があったので、私だけ二次会の出席を避けた。

今年の追い出す側は、みんな居る。

みんな居ることはありがたいな~。欠けていると、嫌な思いするなぁ。。と思ってたが、去年、自分はそれをやった。

心証よくなかったな。1学年上の方々には、申し訳ないことしたな。

学校を去る日が来た。

もう、嫌な思いをすることがないので、清々しい。

ただ、追い出す側も、私が去ることについて、清々しい思いをしてるんだろうな、と思うと、腹立たしい。

自分が去ることについて、寂しいとか、悲しいとか思ってくれる人は誰もいない。つらいことである。

前年、Bさんとは口もきかない間柄になってしまったが、お別れの日は、独りで悲しい思いはしていた。

自分には、そういう人はいない。

不徳と無能。

自分を呪うしかない。

学校を出ると、4月から、就職先の静岡の御殿場へ。

関西から出たくない一心で、大学受験を関西の学校に絞って臨んだが、結局、仕事は、東に行くことになった。

まっさらで再出発するには、ちょうどいいかな。

会社の人事の人から、薬剤師の試験を受けるように強く言われていたので、残り少ない勉強時間ながら、忙しかった。感傷に浸る暇なし。



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