はじめに・・
独り言なので、フィクション・ノンフィクションかはどうか問わないでくださいませ。
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K君という少年のお話。。
高校1年のK君。 高校生活、初めての運動会。
彼の学校では、ご父兄が見に来られる大運動会の前に
「小運動会」が行われます。。。しかも 1学期中!
中学出て、まだ数ヶ月で運動会。。その、小運動会の大一番が、
「クラス対抗リレー 予選」
本番?の大運動会で行われるクラス対抗リレーに実際参加できるのは「6チーム(クラス)」。
Kクンの学校は1~3年合わせると「30」以上のクラスがございました。。
予選は6組。 1組は6~7クラスが出場。。本番の決勝に進めるのはっ!!
各組「1位」のみ!!
ある意味、オリンピックより過酷な条件の選考レース!
通常、発展途上の高校生。。
体力に勝る1年より2年。2年より3年の先輩クラスがそりゃぁ~速い速い。
で、K君は一応、小中高と陸上部所属。
なので、1年●組リレーの選手になりました。
しかも、重責のアンカー!(最終走者)
で、小運動会本番!
担任の先生から伝言が。
教 「あ~、リレーメンバーの奴・・」
教 「今聞いたんだが、1年で決勝に残ったクラスって」
教 「今いる先生方の記憶に無いらしい」
教「だから・・お前らが、もしも決勝に行けたら・・・・」
教「あまえら、4人に俺の教科・・5 やるよ!」
おぉ~!!└(*`⌒´*)┘
教「しかも。明日の昼飯、1人 1000円おごってやる!」
おぉぉ~~!!(¥Д¥)
まだ入学したての、チルドレン。。昼飯 1000円も大きいが、
必須科目でないにしろ「5」は魅力です!
ニンジンがぶら下がり、やる気全快です!
で、クラス対抗リレーが始まり、各組皆さん本気ですわ。
特に3年生は、最後の運動会! 気合も違います!
遂に、K君の組みも レースがスタート!
K君のクラス、後で判ったんですが、偶然にも
中々足の速いメンバーが揃ってました♪
1走・2走と、トップとは行かないまでも、良い位置に付けております。
で、3走のトコロで遂に 「2位」まで浮上!
1年生のクラスが、2位にまで来ているって事で、
会場も俄然、盛り上がってきております。
そして、アンカー、K君にバトンがっ!!
前方、首位で走っておられるのは 3年生のクラス!!
バトンを貰った瞬間の差はおよそ、30M!
しかし、このリレー。 1周 180Mなんですが、アンカーだけ
ゴールまで、1人 200M 走ります!
クラスの皆がここまで頑張って、届けてくれたこのバトン!
ここで、1位になれば 全員に「5」が貰える責任感っ!!
K君っ全力で猛追っ!! (屮゜□゜)屮 ゴー!
バックストレートの直線っ!!
前方を走る、体の大きな3年生の方が段々と近づくっ!
最終コーナー辺りで、前方の3年生、 200Mという距離は
やはり走り慣れていないせいか、その差が一気に縮まりますっ!
最後のホームストレートに入ったトコロで、遂に追いつきっ、
そのまま抜いて一気にゴールへ飛び込む K君っ!!
「1位」ですっ!!
1年生チーム、遂に決勝進出っ!!
担任の先生と応援してくれたクラスメイトの歓喜の和に
死力を尽くして走った、リレーメンバーが包まれていきました♪
良い話ぢゃぁ~。・゜・(ノД`)・゜・ ウンウン。スポーツっていいね♪
で、小運動会が終わったクラスにて。
まだそんなに話をすることの無い、
野球部所属のクラスメイトが突然、話掛けて来ました。
野 「あの~・・K君。。」
K「ん? 何?」
その友人は、何やら浮かない表情。。(゜д゜)?
野「あの~・・実は・・・」
野「K君がリレーで最後に抜いた3年って野球部の人で・・・」
うんうん。 思い出せば確かに、ガッチリとした体格の先輩だった。
K「ほう。そうだったのかい。」 (σ・∀・)σ で、ナニ?
野「その先輩、 I さんって言うんだけど・・」
K「えっ!マジっ! あの I 先輩だったの!?」
野球部の I 先輩とは・・・そこらのハンパなヤンキーが
裸足で逃げ出すほど恐い、伝説の先輩。
いわば、当時のその学校の ラスボス。
しかし、K君が在学中関わるのは 1年間のみ!
出来れば何の接点も無く、どうぞ卒業して下さいと・・
願ってやまない、恐い先輩。。└|゜ロ゜;|┘
しかし、リレーで集中していたK君。。
そんな恐い先輩の存在を忘れておりました。
しかし、まァ。スポーツマンシップに則った、運動会です。
I 先輩、恐いですが、 バリバリの野球部ですから♪
K「 I先輩が、ナニ?」
野「・・俺を抜いた 1年を呼んで来いって・・・」
うそ~んヾ(*д*)ノ゛
K「マジ!? 怒ってんの??」
野「う~ん。。判んない。とにかく部室に来いって。。」
K「 しかも、部室っかよっ!」
この瞬間、K君の中で、行けば何が起こるかが
すんごく簡単にシュミレート出来ております。
K「で、俺がもし、行かなかったら・・・?」
野「ええ~!!それは困る!僕が困る!!」
野「だって、1年が俺様を抜くなんて許せんっ!て怒ってるから!」
やっぱ、怒ってんぢゃねーか!ヾ(*`Д´*)ノ
しかし運動会なのに・・なんて理不尽なっ!
スポーツマンシップわぁ~~?
やっぱ、恐怖の先輩ぢゃんかぁ~ ・゜・(ノД`)・゜・
しかし、まぁ。この状況。
判りますとも。K君が行かなかったら君がどうなるかが・・
しかし、ワタシがここでホイホイ行けば・・・・。
K君は、即座に所属する陸上部の3年生に助けを求め、
どうか、I先輩を落ち着かせていただくようお願いし、
おかげでなんとか、その呼び出しは回避する事ができました。
その恐怖の先輩は、面影が、この方にそっくりです。
そんな恐怖の先輩も、今では常識あるとても良い先輩だそうです。(≧∇≦)ノ彡ブハハ
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