再婚同士の両親とその連れ子4人の兄弟姉妹という、
ちょっと複雑な家族の一人一人の視点で描かれた短編集。
物語の発端となるのは、母の葬式。
バラバラだった家族が集まることになり、それぞれの近況・回想が
・二男暁(あきら)
・末っ子 美希
・上の妹 沙恵
・長男 貢
・長男の娘 聡美
・老父 重之
とつづられる。
ただの再婚と思いきや、読むにしたがってもっと複雑なことが明らかに。
実はもともと愛人で、連れ子は実は実子。
昔の少女マンガのように、好きな人が兄弟だった!?
なんだけど、そこは大人の苦悩として描かれている。
同じ事柄も見方を変えて描かれていて、よりリアリティが出て切ない。
死んでしまった母の気持ちも読みたかったなあ。
書かぬが花なんでしょうけど。
なかなかお薦めでした。
7日は従兄の結婚式でした。
お相手は8つ下の女性でとっても可愛らしい人だったみたいです。
両親が列席しましたが、なんだか母親の結婚熱がちょっと再燃した感じ・・・。
「男性が若くてもいいじゃない?いないの?」
うーん、私はいいけど、相手がいいって言ってくれるかの方が問題だと思うんだけどな
多分親にとっては、娘が一番なんでしょうけど・・・(笑)
しばらくは 大人しく聞いてやりすごすしかないですね。
何日かかけて読むつもりが一日であっという間に読んでしまいました
正直、すべて素直に頭に入って読めました。
固くなく、映画のように頭に浮かべて・・
私は暁に惹かれながら読んでいました。
何故だか・・
かなり印象に残っている一冊です
私もあっという間に読んでしまいました。
家族ってそれぞれの立場でいろいろ感じ方が違うんですよね。
私はなんかこのお母さんの視点が気になってしまいました。