読書物語335

もどりました

天国の本屋

2008-05-03 12:20:08 | ほのぼのの本

 30分で読める挿絵つきの本。

人生は100年で、それより前に死んでしまったとき、

残りを過ごすところが天国。

天国で、100歳になるとまた産まれかわるというユニークな設定。

 

突然生きているのに天国に来てしまった主人公さとしは、

本屋で読み語りをすることになり、そこの店員ユイと・・・。

 

ファンタジー&恋愛ものだけど、気持ちがほんわかする

読後感です。

 

小さい頃、寝る前に本を読んでもらうのが、とっても

楽しみだったことを思い出しました。

母親は寝せるために読んでいたらしいけど、

私は終わるまで寝れなくって(笑)

 

今度、第二章の映画がでるらしい「ナルニヤ国物語」も

出てきて、これはこの話のキーになってます。

 

だけど、一番印象に残ったのは、「泣いた赤おに」。

これって、多くの人が小さい頃聞いたことがあると

思いますが、赤おにがなんで泣いたか覚えてますか?

 

私は絵は覚えているのですが、すっかり忘れてました。

赤おには村人と仲良くなりたかったけど、

村人はおには悪いやつ、怖いやつって近寄りません。

そんな赤おにに、友達の青おには自分を退治することで、

村人と仲良くなれるようにしてやります。

そして自分と仲良くしてたら、また村人が怖がるからって、

自分は旅に出てしまうのです。

赤おには、青おにの自己犠牲の上に今の幸せがあったって

知って、泣いてたんです。

 

日本の昔話は奥深かったです。

そんな深い話だったって、小さい頃気づいていたのかな・・・

今度、本好きな甥に買ってあげようと思ってます。

                          

今日から、4連休!

特に予定はないけど、嬉しいです。

 

その前の3日間、のんびり仕事を流そうと思っていたら、

木曜に、突然一人1200件くらいのデータ処理要請

 

部全員で、慣れないコピペや入力etc.で、肩から背中まで

バリバリになってしまいました

 

その後の処理で、急きょ出勤している人も

いるけど(お疲れ様です)、

とりあえず私はお休み。のんびりします



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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
友情 (dragon21)
2008-05-03 12:45:53
こんにちは。
寝る前に母親に本を読んでもらえるなんて、
momoさんはとても愛情に育まれていたんですね。
日本の昔話は、実はしんみりと感じ入るものが多いですよね。
泣いた赤鬼、なつかしいです。
昔話ではないけれど、ふと太宰治の「走れメロス」を思い出しました。
グリム童話は結構残酷。日本と風土が違うんですよね。
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はじめまして。 (かっつん)
2008-05-03 13:39:39
初めて このブログを読ませていただき、いきなり
コメントを入れてしまいます。

 「泣いた赤鬼」の おはなしを書かれてあったから。

 青鬼を思い出さず、楽しく暮らしている赤鬼だったら。。

   もっと さみしいお話しです。
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昔話。 (小春ママ)
2008-05-03 13:50:11
昔話って奥深いよね。
日本の心、大切にしたいです。
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私も知っています (puri)
2008-05-03 14:30:48
私は小学校の教科書か図書館で読んだ記憶があります

小学生ながら意味をつかんで「・・・・」言葉がちょっと出ませんでしたが。

my子供は知っているのか・・私は子供にそのお話はしてあげてないんです。

今度聞いてみよう

今日こそはパパさんに本屋へ夜連れてって・・とお願いしてありますが・・叶うかなあ~
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ほほーっ (いぬねこ)
2008-05-03 17:27:31
泣ける話ですね。。。
子供の頃はな~んも考えずに
赤鬼の視点からこの本を読んでいたのでしょうが、
今なら青鬼の視点にたって読みそうです。
改めて昔話を読んでみたくなりました。
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(o´・ω・`o)ノ゛ チャ♪ (とうふ)
2008-05-03 18:08:13
momoさんはやっぱり子供の時から
本が好きだったのね(^_^)
私はあまり読まなかった・・だからバカなのかも(^。^;)

でも鬼の話は日本昔話で見たような気が・・
泣ける話が結構ありました。。
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コメントありがとうございます (momo)
2008-05-03 21:20:23
 dragon21さんへ
 母親も大の本好きだったからかもです(笑)

 走れメロスも懐かしいです。
 確かに、一時期「ほんとは怖いグリム童話」
 とか流行りましたよね。
 視点が違うんでしょうね。 
 
 かっつんさんへ
 コメント嬉しいです。ありがとうございます。
 赤おにの良さも気づけるなんて、素敵ですね。
 
 小春ままさんへ
 ほんとにそう思います。
 絵本コーナーとか行くと、絵のかわいい今時の
 ものが多いのですが、昔話も忘れないで!
 って思ってしまいます。

 puriさんへ
 さすが、puriさんですね。
 小学生のころから、優しいんだなあって感動です。
 お子さんたちも知っているといいですね。
 
 いぬねこさんへ
 年齢を重ねると違った視点で見れますよね。
 大人になってからの絵本って、実は意外に
 楽しいです。

 とうふさんへ
 私は読むだけで…全く文才なくって駄目です。
 とうふさんは、素敵なブログでいつも楽しく
 読ませてもらってます。

 日本昔話も懐かしいです。
 私の時代は、龍にのった男の子の映像で
 「ぼうや~♪よいこだ ねんねしな♪」
 のイントロで始まるバージョンでした。
 きっと とうふさんは新しいバージョンでしょうね。
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読了感 (mikomai)
2008-05-03 22:04:34
こんばんは♪
この『天国の本屋』は、とても読了感が良さそうですね♪^^久しぶりに読んでみようかなと思いました。なぜなら、30分で読めて読了感も良いと、momoさんの保証つきですからね☆
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こんばんは (momo)
2008-05-03 22:46:06
コメントありがとうございます。

とっても、かわいらしい本でした。
これは、きっと立ち読みでも
行けちゃうかもしれません
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えーっと。 (じゃすみん)
2008-05-12 19:27:33
もしかして 映画になった原作でしょうか?
内容的に似てるんですが。
竹内結子さんが演じてらっしゃって 私にはすごくいい映画でした。そのとき 原作も読んだと思うのだけど記事にしてなくて。もしかして読んでなかったかも?

↓4年前の記事。HNもJasmineの頃です。参考まで。
http://blog.goo.ne.jp/tantan1010/e/8d8064d9c0a9636e397c931ccd730542

絵本、最近手にとってないですね。以前 読み聞かせボランティアしてたので 慣れ親しんでたんですが。
昔話って ほんと奥が深いですよね。小さい頃にはわからないことも 大人になって読むとじーんと きちゃいますよね。
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