昨日はT氏と奈良県の大普賢岳に行って来ました。
朝4時出発T氏を迎えに行き、7時過ぎに和佐又ヒュッテに到着、ヒュッテは平日の為にまだ開いていなかったが丁度、警察官がミニパトで来ていて、登山届けの場所を聞き書き込んで出発。
天候も良く山の中は涼しく快適な登山が続きました。
笙ノ窟辺りで後ろから10数人の黄色い服を着たグループが近づいて来るのがわかりました。
で小普賢から大普賢のコル辺りで休憩してるときに挨拶しながら抜いて行ったので良く見ると「遭難救助隊」の文字が。
大普賢までの登りで追いつきそのときに「訓練ですか?」と問うと「いや、実際探してます」
大普賢の頂上で救助隊の先頭の人にいろいろ話しを聞くと、50歳代男性が18日に登って帰って来ないと・・・で昨日からこの近辺の登山道やその周辺を捜索しているが見つかっていないらしい。。。。ヘリも二機空から捜索していたし。。。
私は大普賢岳は今回で5回目です。
近畿の山の中ではアップダウンがあり難所があり展望のいい所もあり好きな山の一つです。
過去の登山でも和佐又ヒュッテに着いたときに、滑落事故があり警察官や遺族の人がヒュッテに待機しているのを目撃したことがあります。
登山道には遭難の碑が二箇所あるのも知っています。
また、大峰山系の中では釈迦ヶ岳や大普賢は一番遭難者が多いらしいです。
遭難救助隊は地元の警察官らしく。「所長」と呼ばれるその人に「大変ですね。ご苦労様です。私たちも気をつけます。」と
大普賢で早めの昼食をお袋のお握りとコンビニで買ったトン汁にお湯を入れて食べました。
名古屋から来たという、70歳代と思われる、ご婦人の3人連れがその後山頂に現れ冷凍うどんを食べていかないか?と言ってくださいましたが、満腹の為、遠慮しました。
その後、国見岳→七曜岳→無双洞→和佐又ヒュッテと帰ってきて5時ヒュッテ到着。もし行方不明者がいたらと私たちも探しながら・・・
休憩しながらの登山だったのでゆっくり行ってきました。
ヒュッテの奥さんにも情報をもらいましたが、入ノ波温泉は五色湯は休日、山鳩湯は時間的に無理、で杉の湯は寄りましたが日帰りは3時まで、宮滝温泉元湯「まつや」と言うところで聞くと大丈夫との事で入って帰って来ました。
大普賢岳の登山は鎖場や崖や危ない箇所が随所にあります。天候の悪いときや体調の悪いときは避けるべきで、特に時間的に無理のないような計画を練って、ちゃんと登山届けを出し、荷物はなるべく軽く、しかし、非常用品、カッパ、懐中電灯、上着、非常食は最低持って。。。。それでも絶対大丈夫とは言えないかも・・・
いい景色と自然を満喫するためにはそれなりの覚悟が必要か?と少し考えさせられました。