今の時代、死語であるかもしれない・・・
何も私が「ガキ大将」であったわけではないのだが。
昨日、作業服を着た兄ちゃんが店に来た。
「剃刀くれ!」
「どんな剃刀ですか?」
「少ない奴でええんや!」
「これが一番少ない奴です。」
「もっと少ないのないんかい!」
(全く乱暴なもののいいかたやな!)
「家ではそれが一番すくないんです。」
「おばちゃん元気にしてるか?」
「え、お袋、知ってるんですか?」
「俺や、Jや」
その瞬間、小さなころの記憶が蘇った。
Jちゃんは私より5つ上、私が小学生の頃、この辺りはまだクワガタ虫やカブトムシが居た頃・・・
近くの森にクワガタ虫撮りに連れて行って貰った。
自転車のスパークを持っていって、Jちゃんが木に登り、私は下で落ちてくるクワガタを待っている。
鋭く怖かった顔は今は少し穏やかに、そしてお互い30年以上の年を経ている。
近所の私みたいなガキを集めて、クワガタ撮りやその他少し悪い事をしていた・・・
今は建築業で働いていて、町会の役もやっていると言う。
何も私が「ガキ大将」であったわけではないのだが。
昨日、作業服を着た兄ちゃんが店に来た。
「剃刀くれ!」
「どんな剃刀ですか?」
「少ない奴でええんや!」
「これが一番少ない奴です。」
「もっと少ないのないんかい!」
(全く乱暴なもののいいかたやな!)
「家ではそれが一番すくないんです。」
「おばちゃん元気にしてるか?」
「え、お袋、知ってるんですか?」
「俺や、Jや」
その瞬間、小さなころの記憶が蘇った。
Jちゃんは私より5つ上、私が小学生の頃、この辺りはまだクワガタ虫やカブトムシが居た頃・・・
近くの森にクワガタ虫撮りに連れて行って貰った。
自転車のスパークを持っていって、Jちゃんが木に登り、私は下で落ちてくるクワガタを待っている。
鋭く怖かった顔は今は少し穏やかに、そしてお互い30年以上の年を経ている。
近所の私みたいなガキを集めて、クワガタ撮りやその他少し悪い事をしていた・・・
今は建築業で働いていて、町会の役もやっていると言う。