blog ちぎょらく

煉瓦・煉瓦刻印・軍の遺構・近代建築など明治・大正・昭和の歴史に関心が有りブログでアップしていく予定です。

距離を知る1

2007-08-31 16:24:39 | アウトドア

人間の見かけの大きさや距離って言うのは個人差がありいい加減なものです^^;

昔、オリエンテーリングで教えて貰った方法です。

まず、地面の距離を測ります。10m、50m、100m等

測ったところに目印をつけておきます。

そこを何歩で歩くかって言うのを何回も測ります。(なるべく自然体で山登りに行くなら同装備の方が良いかも、また、その時々によって歩幅が変わってくるのでなるべく新しい物が良い)

その掛け算や割り算から大体の距離を出します。

実際、フィールドでは斜度や障害物があったり地面の状態によっても違うのでなんとも言えませんが大体の目安として使えます。

後は、実際フィールド上でこの距離では自分がどれくらいの時間で歩くのか?って言うのが解ってくれば時間によっても大体の距離がわかるとも思いますが。


方角を知る2(時計と太陽)

2007-08-28 18:03:24 | アウトドア

カシオのソーラー電波時計は便利良いですよ♪時間合わせしないで良いし、電池交換しなくて良いし・・・と時計の自慢はこの辺で置いといて(笑)

Dsc03238s

時計と太陽で大体の方角がわかる方法です。

この方法、今は亡き高校受験の時の恩師に教えて貰いました。

Clock

時計の短針を太陽の方向に向けます。12時の方向と短針の方向の角度の二分の一の方向が大体の南です。

これ太陽が見えてなければ使えませんが^^;


方角を知る1(真北と磁北)

2007-08-27 23:58:03 | アウトドア

山中で迷う→現在位置がわからない=進むべき方向がわからないって事ですよね。

GPSも良いですが、これも万能ではありません。(地図とコンパスも万能ではない)

「良く知ってる山で自分の家の裏山っす。」とか、資産家で庭が広く「山は家の庭の一部っです」言うのなら別ですが(笑)

やはり迷わない為の方法は必要で、「地図とコンパスは持っているし、山には持っては行きますが使ったことありませんよ」って言うのはひじょーに危険す。

まず地図は新しい物を買うこと、地形や道は刻々と変わりますから。

地図の種類はいろいろありますが、大きな書店に行けば、国土地理院発行の五万分の一や二万五千分の一の地図は買えます、ただし登山やハイカー用には作られていないので、詳しい山道は載ってません。ネットでも無料で入手できますよ。ココ

ネットでならカシミール3D読本付属の地図や一定会費を払えば山旅の地図も閲覧出来ます。個人で使うなら印刷しても問題ないです。

後は登山用のガイド付きの地図を買うか・・・

ではガイド付きの昭文社の地図を買った場合ということで説明しましょう。(山登りエリア毎に別れていて登山道が比較的詳しく使いやすいです。)

山岳用の地図は防水加工がされているのである程度濡れには強いです。(濡れに弱いのならマップケース、もしくは水が入らないジップロックの袋も良いかも?)

地図を読める事も必要です。(これは膨大な量になるし私もまだまだですから後に徐々に説明させて頂きたいと)

でコンパスですが、「シルバコンパス」って言うのが良いです。針のところにオイルの入った物は揺れても針がぶれにくいし、また、リングが付いていて、スケールの付いているものがグットですね。虫眼鏡は必要に応じて。高価な物は要りませんが最低限の機能です。

山岳用品屋さんで2000円ぐらいで売ってると思いますが。

Dsc03194s

私の場合、中学時代の恩師に高校の時に頂いた思い入れの深いコンパスです。(26年は使っているのかな・・・^^;)

まず地図を正しい方向に向ける方法です。

コンパスの赤い針は磁北を指します。真北と少しずれています。これは地磁気と地球の自転軸のズレであって地域によって違いますが、日本は大体が西にいくらか傾いてます。

これは、国土地理院発行の地図や山岳地図のどこかに必ず書かれています。

昭文社の場合ここですね↓

Dsc03190s

発行は古いですが^^;「西傾 約 6°10’~6°20’」になってますね。

コンパスのリングを回します。

Dsc03227s

N=北(North=北、South=南、East=東 West=西)

ここから躓いてる人が多いです。天文では北極星に顔を向ければ右手が東、左手が西、後ろが北。太陽は東から昇って南で一番高く、西に沈む。(西から昇ったお日様が東へ沈む~♪という天才バカボンの歌は逆です(笑))

このコンパスでは1目盛が2° 6°なら3目盛 西へずらします。

で地図の上にコンパスを乗せ、真北とコンパスの台の矢印を合わせ、赤い針がリングの中の矢印に合うように回転させます。

Dsc03230s

これで地図は本来の地形とほぼ正しい方角を向いたという事になります。

尚、コンパスは水平に持つ事(GPSも同じですが)、磁気に影響のあるものから遠ざけること(電子機器や金属など、天然で磁気を帯びた地形や岩なんてのもあるらしいですが・・・)が必要なようです。

磁北をあらかじめ地図の上に書いておく方法もあります。オリエンテーリングでは良く使ったし、国土地理院の地図では書いてあるものもありますが、山岳用の地図では書いた事はありません。ほんとはこちらの方が実用的なんですが。

ここまで精度を求めなくても良い場合もありますが・・・・ま、方角を知る練習って事で(笑)

次は地図上で現在位置を確認する方法など書きたいです。

私の覚え書き程度と思ってください(^^ゞ


槙尾山、捨身ヶ岳、蔵岩

2007-08-27 18:46:50 | アウトドア

25日山行の続きです。

側川本谷を上りきると、三国山方面から下りてくる軽トラが通れる位の林道に突き当たります。

さ、槙尾山を目指して進みます。

途中、道沿いに「センチコガネ」が居ました、台高方面に居る物ほど色は鮮やかではありません。

Dsc03177s

上山への分岐、上山谷への分岐、十五丁石地蔵、五ッ辻への分岐と過ぎ、休憩していると、70代紳士と小学生の男の子が誰かを探している様子。

探しているのはどんな方ですか?と声をかけると、70代のご婦人とメガネの女の子らしいが、で槙尾山公園口から五ッ辻に上がってきて、先行したがあまり遅いので戻ると居ないと・・・いつも槙尾山のこのコース良く通るんだと・・・地図を見せながら分岐は無いように思うのだが、施福寺辺りで待ってるのではないでしょうか?とは言ったものの・・・私たちは側川から上がってきましたがそれらしき人は見ませんでしたよ。

向こうは携帯を持っているがその方たちは持っていなかったでも、連れが貸してあげると家に電話して番号を聞こうとした様だがかからないみたいで・・・中高年の女性の登山者も通りかかりましたが、その人も会わなかったらしい。

で結局、施福寺に行く様子で。私たちも休憩後に向かいました。

施福寺に着くと売店に子供さんを置き先ほどの女性がいて、紳士が一人で探しに行ったようで、他の登山者が奥宮の道を下ったのではないかと?

奥宮に行く道ってどこですか?と聞くと、私の持っている、昭文社の紀泉高原の地図には載っていなかった、売店の奥さんが地図を持ってきてくれたがその地図にも^^;

その登山者とさっきの女性の話だと五ッ辻に行く手前を右折し、右手に槙尾山口売店に出る道があるという。今はその案内板も無く、はぐれたご婦人と女の子はそこから下ったのではという話だった。

私たちももし見かけたらこの売店に行くように伝えますという事で、売店の横で昼食、ゆっくりしました。売店前のテラスからの岩湧山方面です。

Dsc03179s_1

1時半頃出発、蔵岩から降りてきたと思われる登山者に行く道を尋ねた。

売店からダイトレに出る道の途中、右下に建物が見えてくるその右手を真っ直ぐ上がると道が急になりほんの100m位登るだけだが・・・上まで登ると捨身ヶ岳の看板が、あれ蔵岩を行き過ぎたかな?見ると山頂から北西方向に蔵岩の看板が。

友人は山頂で待つという事だったので私だけ言ってみる事に、かなり急勾配を50m程下ると蔵岩が見えてきた。

Dsc03181s

ここはロッククライミングの練習で有名なところらしく、岩には沢山の金具が刺さっていた。岩上からの眺めも良いが、友人を待たせているので、写真を撮って引き返す。

その後、尾根沿いの道を五ッ辻目指して進む、トラ尾を目指して右折、次の分岐は思ったより早く来た。でこれを右か左か迷ったが、地図どおり右を取る。

五ッ辻や槙尾山周辺は以前に何回も来たことがあり、五ッ辻にはベンチやはっきりした道標がある事を覚えていたのだが、しばらく下っても見えて来ない、それどころか滝の音が右から聞こえて来るではないか?私も友人もぼちぼちバテテ居るようで・・・これはひょっとしてさっき聞いた、奥宮の道を降りてるんじゃないだろうか?

しかし今は4時近く登って降りるには時間切れ、とりあえず下ろう。

確かに奥宮と思われる建物が見えてきた、しばらく行くと道路や建物が・・・こりゃ槙尾山口に降りてきたな^^;

車は側川駐車場、軽装なら根来谷を上って五ッ辻に行き・・・よし友人に荷物を預けて車を取りにいく事に。

水と地図を持って私だけ出発、4時をまわった森の中はかなり暗い^^;30分で五ッ辻に到着、ここからは尾根沿いなのでまだ明るい5分ほどで駐車地点に到着。

無事5時までに友人と荷物を向かえに行けました(^^ゞ

今回の山行は解っていたとはいえ、予想外の道を降りたこと、地図とコンパスでもっとこまめに位置確認する必要性や地元の良く知ったる山でも気を抜かないように、経緯線を地図を準備する事、ライトはどんなところでももっていく必要性を感じました。

基本から地図とコンパスの使い方を勉強する必要が(中学時代にはオリエンテーリングで叩き込まれたんですが(^^ゞ)

登山者でも最近は地図すら持っていない方も多いですが・・・

後で調べてみると槙尾山施福寺は役ノ行者が最後の巻物を奉納した事に由来する名前で、行基が修行したとか、空海が髪の毛剃したところでもあり、織田信長の焼き討ちに会いその後、豊臣秀頼に再建されたとか由緒あるお寺でもあるようで。

境内は本当の山頂ではなく601mの捨身ヶ岳が本当の頂上であるとか、岩場は蔵岩だけじゃなく仏岩というのもあるとか。

地元でもまだまだ知らないスポットがありますね(^^ゞ

さて、あのはぐれたグループはどうなったのだろう?無事会えて下山してる事を祈りますが。


側川本谷遡行

2007-08-26 23:17:43 | アウトドア

25日に和泉市側川へと友人と行ってきました。

7時に友人が迎えに来てくれ7時半には側川林道奥の駐車場に到着。

登山道入り口にはこんな看板が、キケンと書かれたところを進みます^^;。

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尾根沿いの道は船表、沢沿いの道は船底、と呼ばれているらしいですね。船底の方です。

実は、中学か高校時代に、グループでこの側川から、三国山を目指した事があったのですが、道がわからず沢で遊んで帰ってきた記憶があります。

まもなく「人知開明の滝」に到着、写真を撮りましたが、ブレているので掲載しません^^;

滝の右手を回り込み川を渡って左手を進みます。ちょっとしたゴルジュといった谷の崖の上を進み、沢を右へ左へ、沢から離れたと思ったら、ロープが見えてきて「清水(シオズ)滝」に出ました。

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この滝、大阪府では大きな滝の部類らしく、三段になってるようですが下からは2段しか見えません。友人ともここまでは何回か来た記憶があります。

滝の左手のロープ場を登ると登山道に行き着き、これを右に。道が整備されていないため危ないところもあります。

テラスになったところから先ほどの三段の清水滝の上部が見えました。

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その上には祠(ほこら)があって水神様を祭っているとか?

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この祠の手前から回り込む道があったのですが、祠の下の沢沿いを進みました^^;

ここらか側川本谷は針葉樹林の間を縫ってなだらかに右へ左へ、キケンなところはありませんでした。

実は今回の目的の一つに、未歩行の近くの山で沢歩きの練習と思っていたのですが、この沢へ来たことがありました、以前に友人たちと3人で・・・

沢の奥に左手の尾根に取り付く道がありここは少しきついです。

これを登りきると、架線場があり尾根沿いには立派な林道がついています。

さて、10時、体力がまだまだ余っているので、槙尾山の蔵岩を目指しましょう。

次回また続きを書きます・・・・・