薬師如来は七七日(49日)忌担当として大事な仏です。特に七七日忌は行き先の定まる日として重要視されています。
ただし浄土宗や浄土真宗などでは、亡くなると阿弥陀さまが西方極楽浄土に導いてくれるとしますので、十三仏を知らない人もいるでしょう。
右脇士に日光菩薩(にっこうぼさつ)、左脇侍に月光菩薩(がっこうぼさつ)
薬師如来は病気平癒や怪我など健康を祈って、お祈りする人が多くいます。
国分寺のほとんどの御本尊は薬師如来ですが、当時は鎮護国家を祈念する仏さまとして祀られていました。
それだけ力のある仏様として、いまでも信仰されているわけです。
両界曼荼羅の中には、薬師如来が描かれていません。
薬師如来はインドでは信仰されず、シルクロードの国々で信仰されていたからです。
下のお姿は都内の「新井薬師」です。
分かりづらいですが、ここにも日光月光両菩薩が描かれています。
群馬県板倉町・浄蓮寺の十王十仏板碑です。
鎌倉時代の板碑です。まだ十三仏になる前の十仏の梵字が彫られています。十仏として群馬県で一番古い嘉暦元年(1326)の建立です。
十仏の考え方は、十王と各回忌の仏さまの本地仏として関連付けられました。
初七日の不動明王から三回忌の阿弥陀如来まででした。
室町時代に七回忌-阿閦如来、十三回忌・十七回忌・二十三回忌・二十七回忌-大日如来、三十三回忌-虚空蔵菩薩の十三仏の考えが広がり、江戸時代になると、十三仏が確定したそうです。
真言の十三仏
大日如来を中心にした十三仏に弘法大師が描かれています。
ただし浄土宗や浄土真宗などでは、亡くなると阿弥陀さまが西方極楽浄土に導いてくれるとしますので、十三仏を知らない人もいるでしょう。
右脇士に日光菩薩(にっこうぼさつ)、左脇侍に月光菩薩(がっこうぼさつ)
薬師如来は病気平癒や怪我など健康を祈って、お祈りする人が多くいます。
国分寺のほとんどの御本尊は薬師如来ですが、当時は鎮護国家を祈念する仏さまとして祀られていました。
それだけ力のある仏様として、いまでも信仰されているわけです。
両界曼荼羅の中には、薬師如来が描かれていません。
薬師如来はインドでは信仰されず、シルクロードの国々で信仰されていたからです。
下のお姿は都内の「新井薬師」です。
分かりづらいですが、ここにも日光月光両菩薩が描かれています。
群馬県板倉町・浄蓮寺の十王十仏板碑です。
鎌倉時代の板碑です。まだ十三仏になる前の十仏の梵字が彫られています。十仏として群馬県で一番古い嘉暦元年(1326)の建立です。
十仏の考え方は、十王と各回忌の仏さまの本地仏として関連付けられました。
初七日の不動明王から三回忌の阿弥陀如来まででした。
室町時代に七回忌-阿閦如来、十三回忌・十七回忌・二十三回忌・二十七回忌-大日如来、三十三回忌-虚空蔵菩薩の十三仏の考えが広がり、江戸時代になると、十三仏が確定したそうです。
真言の十三仏
大日如来を中心にした十三仏に弘法大師が描かれています。
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