Ken坊の趣味と日常と仲間のページ

平凡なことを非凡に、非凡なことを平凡に書き綴る、
乱入大歓迎のブログ。

76.自転車金沢の思い出(後編)

2011-12-06 | 旅行

 

膝の痛みはどんどん激しくってきた。

リタイヤしょうかな・・とも思ったが、あたりに公共交通機関は無く、人の気配すらも無い。

リタイヤは不可能だ。 あきらめて、膝の痛みと友達になる作戦をとる。

 

半べそかきながら坂を登り続けること半日。 

かろうじて、日が沈む前にダイナランドの麓にある温泉施設にたどり着く。

番台のおばさんに頼んで、駐車場脇の芝生にテントを張らせてもらう。 

温泉に入る。 お金を払うときに手が震えてコインがつまめず、おばさんに笑われる。

体がバキバキだ

 

野宿では日が暮れると真っ暗で何もできない。寝るしかない・・・

疲れていたので泥の様に眠れるかと思いきや、体が興奮して眠れない。わお。

真っ暗闇の山の中、テントに一人。 自分の手も見えない。

先週見た「ブレア・ウイッチ・プロジェクト」のキャンプシーン思い出され、

結局眠れない夜を過ごす事となったのであった。 ヘタレである。

 

翌朝は快晴。 膝も痛みに慣れたようだ。 はりきって出発する。

2時間ほどこいだだろうか? ひるがの高原の看板が見え、つづいて「分水嶺」の標識が!

やった!ついにアルプスを越えた! 

 

まだつづく(笑)

テント↑

コメント (2)
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