Ken坊の趣味と日常と仲間のページ

平凡なことを非凡に、非凡なことを平凡に書き綴る、
乱入大歓迎のブログ。

462. 大河ドラマ 趣味に走った話し2

2013-01-14 | 格技

NHKの大河ドラマ、”八重の桜”を見ている。
昨年の清盛が振るわなかったのもあってか、かなり力が入っている様に思える。
実際なかなか面白い。

そのドラマの中に、Ken坊が注目する一人の登場人物がいる。
西田敏行が演じる”西郷頼母”という人だ。
←西郷頼母

歴史上あまり有名な人ではないのだが、武道の世界では知る人ぞ知る。
彼は会津藩・門外不出の武術”御式内”の伝承者で、その技を武田惣角という人に伝授したとされる人物デス。

←武田惣角(植芝盛平の師)

武田惣角は頼母に学んだ技に工夫を加え、大東流として明治の世に広めた。
合気道の始祖、植芝盛平も惣角に学んで合気道を興した。
八光流やその他の流派の始祖も惣角に学んだらしい。
←植芝盛平(合気道始祖)

つまり、これらの武術のルーツは西郷頼母にあるということになる。

また、西郷頼母の甥で養子の西郷四郎という人は柔道・講道館の四天王の一人で、
小説・姿三四郎のモデルになった人だ。
←西郷四郎(姿三四郎のモデル)

つまり、西郷頼母は現存する様々な武術に深く関係する人物なのだ。
西郷頼母は悲劇の人。 今後のドラマの展開が楽しみです。

コメント (8)
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