元プロボクサーのモハメド・アリが亡くなったそうな。
蝶の様に舞い、蜂の様に刺す、と例えられた天才ボクサー。
僕らの世代では、アントニオ猪木との試合が印象に残るという方も多いだろう。
なんせ試合のTV放送は40%に迫る視聴率だったらしい。
当時アリは世界で知らぬ者の無い有名ボクサー。
一方猪木は、日本でこそ知られているが、世界では無名のレスラー。
試合の実現には大変な苦労が有ったそうな。
その苦労を経て実現した試合は、猪木が終始マットに寝ころんだ状態で進み、打ち合ったり組み合ったりするシーンは無かった。
非常に淡々とした試合で、試合後には「世紀の凡戦」と批判された。
自分も子供心に「立って戦えば良いのに」と思ったものだ。
しかし試合が終わって何十年もしてから、猪木が寝て戦った理由が少しづつ明らかになってきて、世紀の凡戦は名勝負と評価されるようになったらしい。
自分も下述のTV番組を観て、そういう事だったのかと思った。
有名な「イノキ・ボンバイエ」という猪木のテーマソングは、試合後にアリから猪木にプレゼントされたものだと聞く。
冥福をお祈りしたい。
格闘技とかの枠を超えて、面白く観れた番組がYouTubeに上がっていた。
長い番組なので、興味と時間の有る方、ご覧ください。
アリ vs 猪木の隠された真実<1>