「ブラック部活」なる記事を読む。
学校の部活動が、教職員の生活を
圧迫しているという内容である。
部活動への取り組みは本来任意なのに、半ば強制。
過度な時間外の無償奉仕になっているのだという。
ところで、自分たちがやっている空手でも
多くの場合、指導者達は本業を持っている。
彼らは日々の仕事を終えてから、稽古の指導を行う。
毎日の稽古は楽ではないはずだ。
会費は貰っていても、運営経費で
ほぼ相殺されてしまう場合がほとんど。
割に合わないだろう。
(注:一部のビジネスとして成立している道場や教室は除く)
要するに、こういう事って
好きでなければできない事だ。
学生時代、自分に柔道を教えてくれた学校の先生も
自分の時間を犠牲にして、使命感や情熱をもって
指導してくれていたのだろうな。
そう思うとあれは部活でなくて、
道場稽古の一種だった気がする。
今更ながらに感謝である。