機械式時計のメカニズムについては、
歴史的な発明が幾つもあるらしいが、
その中でも3大複雑機構ってのが
特にスゴイと言われている。
3大ふくざーつ機構とは
1.永久カレンダー(バーベチャルカレンダ)
2.トゥールビヨン
3.ミニッツリピータ
各々について語ると大変なので、
永久カレンダーだけ簡単に紹介する。
それは日付を自動調整する機能。
月別はもちろん、うるう年まで自動計算して
マニュアル調整なしに表示してくれる。
なぁ~んだ、と思われるかもだが、
これは地球という惑星の動きを理解し
計算して、歯車に落とし込む技術である。
1年は365日+5時間48分46秒。
ハンパな5時間48分46秒を調整するため
4年に1度、うるう年があり、
さらに下2桁が00の年はうるうにしない。
(最近だと2000年)
そのフォーミュラを向こう100年分
歯車でトレースするのだ。(100年ごとに手調整)
気が遠くなる・・・
ほんとに昔の設計者、技術者ってのは
すごいもんだ ( ゚Д゚)!
3大複雑機構については、
こちらのサイトを参考にさせて頂きました。https://matome.naver.jp/odai/2141509714547884401