K RAUM  お料理を主に日々のことを書いています。

チョルラの詩

2011年8月18日(木)晴


酷暑は今日がピークか?
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この夏はどこへも出かけていない来週には仕事があるので、今日こそ出ようと準備をしていると、突然野暮用が・・・・足止め
家に居なければならない、、、この暑さではDVD観るっきゃない、と。
韓国ドラマ「恋人」の続きを観たいところですが、明日で返却の一週間目になる韓国映画「チョルラの詩」も抱えていたので、「恋人」小休止


この作品は日本人監督ですが、スタッフとキャストのほとんどは韓国人でした。
映画の冒頭は日本の高校の授業風景。「ヤシの実」の詩を女子高生が声をそろえて朗読している風景です。(何十年か前の女子高生って感じでした)教師はソ・ドヨン演じる在日韓国の詩人で非常勤の平山幸久(韓国名イ・ヒョンス)先生です。その日、平山先生は校長から「4月から専任教諭として採用します。」と、平山先生ははっきりとした返事をしないので、校長は「日本国籍になるのはいやですか」と・・・。そして、冬休みに入ったところで祖父の葬儀で韓国チョルラを訪問することになります。時は1987年、韓国の全羅南道(チョルラナムド)はソウルオリンピックに向け、高速道路の建設が急ピッチで進められていました。
韓国の経済成長期の夜明けを告げる公共事業・高速道路建設に村の発展の希望を託す従兄。この従兄はイ・ヒョンスの力を得て、幼馴染に詩で恋文の交換を始めました。しかし、突貫工事のための無理からおこる従兄の悲劇そして冬休みが終わり平山先生は日本に帰ります。・・・・・静かに静かに描かれた良い作品でした。
「春のワルツ」のソ・ドヨン(チェハ役)が地道にキャリアを伸ばしているのだ、と、思いながら観ました。また、小栗康平さんの作品をも彷彿とさせました。
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