コレステロール コントロール
以前は動脈硬化や心筋梗塞の原因は高脂血症と呼ばれていたが、現在脂質異常と言う名称になっています。
脂質異常の原因であるコレステロールは体内で70%食物で30パーセント作られている。
正常値は
LDLコレストロール値(悪玉) 正常範囲は140mg/dl以下
HDLコレストロール値(善玉) 正常範囲は 40mg/dl以上
となっています。
しかし下記の様な測定結果が出た時はどうだろうか。
LDLコレストロール値135mg
HDLコレストロール値 45mg
どちらのコレストロール値も正常範囲だ。しかし現在の医学では危険値であるとされる。
何故か。
ここにLH比と言う判断基準がある。LDLコレストロール値とHDLコレストロール値の比率に問題があると言う。
この比をLH比と呼び、比率の正常範囲は2.0以下とされています。上記の場合135mg÷45mgでLH比は3.0
となり異常を示す値となります。
本来LDLコレステロールは悪玉と呼ばれているが正常値内であれば重要な役目を持っている。しかし分子が小さい為、
多すぎると血管内に入り込み動脈硬化の原因の1つになってしまう。
HDL善玉コレステロールは余分なLDL悪玉コレステロールを減らす役目を果たします。LDL悪玉コレステロールが
正常範囲値であってもHDL善玉コレステロール値が少ないと危険だと言う考え方である。
改善策
①食べ過ぎない
②魚卵を制限する。
③植物性たんぱく質(豆腐)・水溶性植物繊維(海藻、きのこ、豆、根菜類)
DHA・EPA(イワシ、サバ、マグロ)を摂取する
④ビタミンC・E(緑黄色野菜、ナッツ類)を摂取する
⑤1日30分の有酸素運動
⑥禁煙する
この他に考慮する必要があるのが中性脂肪の取り過ぎだ。中性脂肪と言うと脂っこい食物の取りすぎと考えがちだが、
糖質を取り過ぎると肝臓が余った糖分を脂肪に変え体内に放出してしまう。糖質と言うとケーキや果物と考えてしまうが
大きな間違いで、ごはんやパン・麺類にある炭水化物が糖質を増やしてしまう。
食べた物を角砂糖に換算してみよう。ポークカレーは角砂糖36個、牛丼32個、餃子13個、トンカツ7個、
と驚くほどの糖質をとっているのである。したがって炭水化物の主食を少なくする事が重要になってくる事を知る
必要がある。これで動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞等の血管障害は回避されます。
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