畑中氏(左から3人目)らがガンバローコール
任期満了(5月18日)に伴う4月19日告示、24日投開票の由良町長選挙を控え、3選をめざし立候補を表明している現職・畑中雅央町長(71)=無所属・当選2回、衣奈=の後援会事務所開きは27日、網代地内の事務所(町商工会館隣)で行われた。対抗馬が出ない中、地元選出の県議、日高郡内の首長ら来賓や支持者など300人(主催者発表)が詰めかけ、来たる選挙に向け変わらぬ支持、支援を呼びかけた。
川口洋治後援会長が「畑中町長は2期8年、住民の幸せを願い、豊かな町づくりのため一生懸命頑張ってくれました。多くの方の出馬要請や推薦があり、畑中は三度、この場に立つことになりました。後援会としましても、来たる4月24日の投票日に向け万全を期し、この場を起点として変わらぬご支援、ご支持を広くお伝え願えればと思います」とあいさつ。
来賓の冨安民浩県議が「生まれ育った古里、育ちゆく世代のために、この町をどうすればいいか一緒に町長さんと創造して頂きたい」、坂本登県議も「畑中町長らしい心のこもった公約をされている。一致団結し公約を全うできるようお力添えをお願いします」、日高郡町村会長の小谷芳正・みなべ町長も「梅の木は植えて8年ぐらいでようやくなる果樹です。引き続いて、畑中町長に3期、4期とやって頂ければと思います」と祝辞を述べた。
来賓紹介などに続き、畑中氏が登壇。8年間の取り組みや立候補表明の経緯にふれ「去年10月に由良町総合戦略が策定され、これを遂行するためしっかり取り組んでいきたい。由良町で生まれ、育ち、働き、安心して暮らせる町づくりに取り組んでいければと思います。それには議会はもちろん、町民の皆様の温かい御理解と御支援なくしてはなしえません。町の財政は厳しいものがあります。財政を勘案しながら、地域の施策に取り組んでいかなければならない。町民の皆様も古里に誇りを持ち、先人が築いた古里を次の世代に引き継いでもらえたらと思います。今のところ、相手が見えない中での選挙戦に入っていきます。万全の体制で頑張っていきたいと思いますので、皆さん方のご支援よろしくお願いします」と支持を訴え、最後に必勝を祈願し、里村和敏・町商工会青年部長の音頭で「ガンバローコール」し一致団結を呼びかけた。
畑中氏は「ふるさとに誇りと活力を!」をスローガンに掲げ、(1)ゆらっ子誕生を支援します(2)健全なゆらっ子の育成に努めます(3)活力ある地域産業の育成を目指します(4)暮らしやすい地域社会を創ります-を公約に掲げ3選に挑む。後援会事務所の住所は網代250番地39、電話35・5101。
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