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日高川町フォレスト祭11月11日に開催 〈2018年10月12日〉

2018年10月12日 08時30分00秒 | 記事

優勝賞金10万円をかけた丸太切り競争(写真は昨年)


「森林」をテーマに昨年初開催した第2回日高川フォレスト祭が、今年も11月11日に日高川町初湯川の平スポーツセンター周辺で開かれる。昨年に引き続き、日本を代表する城所ケイジさんによるチェーンソーアート・カービングショーや優勝賞金10万円の丸太切り競争、木工教室など多彩なイベントで、町の主産業である林業や森林の大切さをPRする。

 会場の椿山ダム湖畔のみやまドーム周辺では、2年前まで「日高川ふれあい祭」が行われていたが、昨年から日高川フォレスト祭実行委員会(中家哲委員長・紀中森林組合長)が主催の「森林」をテーマにしたイベントに生まれ変わった。
 和歌山県住みます芸人わんだーらんどの司会で、美山太鼓の打ち鳴らしがオープニングを飾り、午前9時から開会式典のあと、みやまドームでは午前10時から優勝賞金10万円の丸太切り競争(参加費1組2000円)の予選を開催。1チーム4人(女子2人以上)で、ノコギリで丸太を切るスピードを競う。午前11時と午後1時からは、日本を代表する城所ケイジさんによるチェーンソーアート・カービングショー、大工の指導で午前11時から女性木工教室のイス作り、午後1時から親子木工教室でペン立て作り、コケ玉作り(教室はいずれも有料)もある。
 終日、フリーマーケットが開かれるほか、森林組合や商工会、紀州備長炭保存会、元気野菜クラブなどの展示PRコーナー。地元生研グループやJA紀州、商工会はじめ地元商店などが「食べ物コーナー」を開き、シカ肉やシシ肉を使ったジビエ料理、松茸ご飯とお吸い物、ゴンパチ茶とジャムの試食など山の幸を使った軽食を提供する。
 体育館内では、ふれあい祭りを引き継いだ第13回美山文化展を開催し、地元子どもたちの作品やその他の展示コーナーを設けるほか、積み木や球状の木が入ったプールなど、木材とふれ合う遊びコーナーもある。
 閉会式典後の午後4時前からは各種コーナーで500円以上購入した人が参加できる大抽選会もある。
 丸太切り競争は、優勝賞金が10万円、2位3万円、3位1万円、4位ふるさと産品の豪華賞品を用意。先着30組(要予約)で、4人1組の団体戦。フリーマーケットは、雑貨や衣類、日用品、農産物などが対象で、農産物を除く食品全般の販売は禁止(保健所から屋台営業の許可を除く)。1区画が約2メートル×3メートルの全20区画で1人2区画まで。出店料は1区画1000円。先着20区画で締め切る。
 申し込みと問い合わせは、日高川町役場林業振興課内同祭実行委員会(電話56・0324)へ。


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